シルクな暮らし

ほどほどナチュラル&シンプル生活
代替療法・暮らしの知恵・子供の事など

山で遊ぶ~2・3日目

2007-11-28 | 旅とお出かけ
山の家前のコブシの木。
赤くて可愛い実と白い産毛に包まれた芽が、朝日を浴びて輝いていました。

2日目の続きと3日目です。
山の家の企画イベントは朝ごはんの後にで終了してしまいましたが、もう少し自然に触れて楽しみたいsilky家は1泊延長。
なので、午後から自由行動です。


オーナーに勧められた展望台に上りました。
お天気は最高。
広々として良い風景です。

帰り道、ちょっとばかり道を間違えて、
 エ「お母さん、ホントにこの道でいいの?」
 欽「つかれたよ~…」
 母「え~?間違えないわよ、さっきここ通ったもの~」

雪でぬかるんだちょっとした山道を数十分ほど ムダに 歩いてしまい、
 エ「やっぱり変だよ。道が細くなってきたし、こんなに急な道は歩いてないよ」
 母「ええっと……」
 欽「……」(心配そうに母の顔を見上げる)

汗をぬぐいながら更に数十分歩いた先に、
ショベルカーと、途切れた道が。

「戻ろう!」 

明るかった夕日の色が褪せてきたかと思うと、みるみるうちに薄暗くなってゆく山の道。

会話している途中でプツリと切れてしまう携帯を何度もかけなおして山の家のオーナーに連絡を取り、なんとか日没前には車で拾ってもらって無事宿に戻れました。

 エ「もうお母さんの言う事は信用しない
 母「ハイ、すみません」
 欽「……」(青ざめてる)

ぬかるんだ山道を登るのにかかった時間は数十分。
しかし、駆け下るスピードは道のぬかるみを全く感じさせませんでした。
皆、必死 だったようです。
夕日が沈み始めて徐々に暗くなっていく山道は迫力がありましたからね。


次の日の朝はガイド無しで前日と同じコースを散歩しました。
雪は解けてしまっていて、動物の足跡や豪華な霜柱が見れなかったのは残念。
教えてもらった熊の爪跡のある木は見つからなかったけど、違う場所にも爪跡を見つけられたので、子供たちに見せました。イノシシの掘った跡も残っていたです。
リスの姿はこの日は発見できず…でも綺麗に半分に割られたクルミが落ちていたのを見つけて「リスのお食事あとだ~」と喜んでいました。


欽ちゃんが見つけた“アゲハモドキ”の蛹(抜け殻)。
面白い造形です。
写真では分かりませんが、二重構造になっていて住み心地(?)がよさそうです。
幼虫も個性的な姿です。→幼虫図鑑
注意:芋虫の嫌いな人は見ないほうがいいかも。
私も鳥肌立てながら見ました。実物はもっと可愛いのかな…。

お散歩のエンディングには、カケスが姿を見せてくれました。


山の家の皆さま、お世話になりました。
手作りのお料理、本当に美味しかったです。
食べ残したくなかったけど、食べきれませんでしたーー!!

昔ながらの一眼レフカメラで写真を撮るのが好きなので、
携帯で撮った数少ない写真だけのご紹介ですみません。
お山のご報告でした~。
読んでくださった皆さま、ありがとうございます。

それから…雪を降らせて下さった
山の神様、ありがとうございまーす!!
怪我一つ無く無事に帰らせていただいた事に感謝します。(-人-)


楚々とした一直線。キツネの足跡なり。

山で遊ぶ~2日目

2007-11-27 | 旅とお出かけ
晴天です。
何故か雪も解けずに残っています。
なので、朝食後に散歩に連れて行ってもらいました。


雪の積もった山の中を歩いていくと、一箇所だけ土の見える場所がありました。
「おや、まだ新しいな」

周りを良く見るとV字の足跡や、弾き飛ばされた土もあります。
「いのししが土を掘ったんですね」


数メートル離れた木にご案内。
地上1.8m位のところに…

熊の爪あとです。
「もう殆ど壊れてなくなっちゃったけど、この木の上に熊棚があったんですよ」


この後も散歩途中に
木を駆け回るリス!とか
雪上に残るキツネの一直線の足跡!とか
やたら立派な霜柱のオブジェ!

とかがあって、「へ~」「ほ~」の連発。

他にもいろいろな植物の造形美にも唸らせられました。

子供たちはと言うと、
山の家の飼い犬の引き綱を持ってお散歩の全行程を疾走してしまったらしく
「何にも見なかったよ」
と感想を聞かせてくれました。…おいおい

「あ、ウサギの足跡は見つけたよ
それはよかった…。
皆で見に行ったら、うさうさの足跡がうろちょろしていて可愛かったです。



山で遊ぶ~1日目

2007-11-26 | 旅とお出かけ
連休を利用して群馬県川場村に行ったです。
まだ林檎の収穫も終わっていないのに雪が積もっていて、珍しい写真を撮る事ができました。
紅葉した葉が落ちないうちに雪が降るのはかなり変な事なのだそうです。
林檎は凍みてしまうとだめになってしまうので、農家の方は大急ぎで林檎を収穫されてました。


思いがけない雪に大喜びの子供たち。
そり遊び♪
かまくら作り♪
雪合戦!
メインのイベント“焚き火で料理”は彼らの頭には無いようです。
雪の中で転げまわる子供たちを眺めながら、大人は
新米を炊き、サンマと厚揚げを焼き、けんちん汁作り。
米を研いだ川の水は冷たかったでし。


かまくらを完成させるには雪が足りなかったか、
雪合戦の城壁として活躍していました。


宿泊先の山の家には薪ストーブが。
焚き火も暖まったけど、家の中で薪ストーブはありがたい~。

空気は澄み、清水は美味しい。
窓から見える夕日も美しい。

…が
山に生えてる巨大な鉄塔が景観を寒々しくしている。
「あそこに柏崎刈羽原発があるんです。
 あの鉄塔は普通の大きさの4倍の高さがあるから
(あれは高い山なのに)高い山が低く見えてしまうんですよ」
と教えてもらった。