折れたロッドの先端部に磯竿の折れた穂先を移植します。6~7FTのルアーロッドとはテーパが違うのでバランスは悪いと思いますがお金をかけない事とアジ専用であれば問題ないだろうとの判断です。
継手部の破損した箇所も磯竿で補修して塗装を剥ぎ取りました。
手持ちの青色スプレーで塗装します。バット部はグレーのままで布袋竹を使って渋めに作っているのでつり合いがとれませんが、先々別のカラーロッドを作ること考えバット部は塗装しません
塗装後のコーティングに使用する2液性のウレタンクリアーは手持ちがなかったので購入しました。
塗装方法の中に生ゴムを使ったしごき塗装というのがあるようですが、水垢取りのスポンジにウレタンをしみこませ上に引き上げる方法でやってみました。結果としてスポンジを押さえすぎて気泡が出てしまい失敗。ペーパー掛けと塗りの繰り返しに最後は別のスポンジで表面を研磨してつや消しとし、ごまかしコーティングが終了
ガイドの取り付けは先端継手部にガイドが来るようにテープでセッティングします。バット部の継ぎ足し個所はガイドを取り付けるとバランスが悪いのでスレッドだけを巻いてコーティングで補強することにしました。
ガイドは元々ガイドが付いていた向きに取り付けスレッドを巻いていきます。
自作のフィニッシングモーターにロッドをセットしてエポキシ樹脂でコーティング
1回目はスレッドに浸み込むように希釈して薄く塗り、2回目で本塗します。
ガイドのコーティングが完了
充分にコーティングが乾燥したら人目を避けてこそっと実釣します。