Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

秋の蝉

2018年08月13日 14時22分17秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 蝉は一匹がなくとそれに誘われるように次第に鳴く蝉の数が増えていく。鳴き止むときは一斉に止むこともあるし、少しずつ鳴く蝉が減っていつの間にか鳴き止んでいるときとがある。だれかが指揮を執っているかのようだ。それにしてはひとつの意思をもつように揃っている。

★たちまちに蜩の声揃ふなり     中村汀女
★ひぐらしの幹の一本づつ奥へ    鷹羽狩行
★雨あとの樹のずっしりと秋の蝉   坂本あかね

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