夜になって聴き始めたCDはフォーレ室内楽全集の第2集の1枚目。ヴァイオリンソナタ第1番、第2番。ピアノはジャン・ユボー、ヴァイオリンはレイモン・ガロワ=モンブラン。1970年の録画。発売は2001年だから購入したのはそれ以降。
第1番は1875年(30歳)、第2番は1916年(71歳)と40年以上の開きがある。それぞれフォーレの初期の代表作、晩年の始まりを告げる曲といわれる。生涯はあまり知らないが、若いころは普仏戦争に志願したとか、第2番が第一次世界大戦の最中に作られたとのこと。時代がこの作曲家にどのようなインパクトを与えたのか、知りたいが探求はしていない。音楽史的な位置づけも不勉強である。
深くは探求せずに、フォーレ特有の息の長い旋律に身を浸して、それだけを享受している。
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