普通は使うことはない言葉で季語として使われるものがある。私このような季語が俳句で使われることは基本的には好まない。しかし寒林・寒木という季語は普段使われる言葉ではないが、嫌いではない。冬に落葉樹が葉を落とし尽くした姿をいう。冬木立という語よりも寒さが厳しい感じがする。
★寒林や手をうてば手のさみしき音 柴田白葉女
★寒林へするどきまでに風と陽と 庄司 猛
樹木の多い団地の中も冬の剪定が進み、いっそう寒さが進んだ。
★寒林や手をうてば手のさみしき音 柴田白葉女
★寒林へするどきまでに風と陽と 庄司 猛
樹木の多い団地の中も冬の剪定が進み、いっそう寒さが進んだ。