Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

歴史の尺度の違い

2018年01月13日 19時58分31秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日一緒に歩いた友人は地質の専門家。中期更新世以降の地質年代に詳しいので今から十数年前という年代からが専門である。私はせいぜいさかのぼっても、現在残っている集落の痕跡などからは鎌倉時代よりも新しい千年という尺度で歴史を見るしかない。
 過去にさかのぼる年代の物差しがまるで違うのだが、それでも私にとっては学生時代は一応地球物理学専攻なので露頭の分析を一緒にすることで、昔を少しばかり思い出した。関東ローム層、下末吉層、上倉田層等の用語を聞きながらいろいろ楽しんだ。二人の共通の話題は、港南区が武蔵国と相模国の国境をまたいだ地域で、東京湾に流れる大岡川の支流の日野川は武蔵の国、そして柏尾川を通って相模湾に流れる馬洗川、永谷川は相模の国である。これを分ける分水嶺の尾根道を想定しながら歴史散歩を楽しむことができた。
 久しぶりの港南区の歴史に触れて、楽しめた。
 珍しくお酒を飲まずにコーヒーで打ち上げをして別れて帰宅した。



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