本日の設営作業はそれなりにきつい作業であった。16時直前から始まった作業は、100人分の席を並べ、会食用のテーブルを並べてクロスなどを貼り、さらに受付スペース、祭壇の下準備などを終えたのが19時過ぎ。10人での作業の予定だったが、7名でこなした。
終了後、腹ペコでいつもの居酒屋で慰労会と夕食に直行。
作業が始まる直前に雨が降り出し、作業中は本降り。寒気確保のため窓を開けていたら雨が吹き込んでしまった。吹きこんだ雨の処理などで15分ほど余分な作業も強いられてしまった。
帰り際には雨は小降りになっていたが、傘を指さずには歩けないかった。道沿いに何本かのサクラが咲いていた。街路灯や信号、マンションの灯りなどに照らされて夜桜の見物気分で歩いた。明日以降の雨で散ってしまいそうであった。
「花散らしの雨」、本来は「桜の季節に若い男女が野外へ出かけ、花見を理由に宴会することで、現代でゆうとお花見を理由に合コンする事」でその後のことも含んで使われていたらしい。かなり艶っぽい意味の言葉であったが、現代では満開の時期にサクラの花を散らしてしまう雨のこととして通用している。ある気象予報士の誤用が発端らしい。
しかし風が無く、暖かい気温であれば、これもなかなかいい情感のある使い方だと思う。本日の夜の雨の雰囲気としてぴったりの表現に思えた。