本日は午前中が講座。案内チラシによると「18世紀中ごろまで西洋と東洋はほとんど同じような経済発展をたどったことが明らかになってきた。その後両地域の経済発展はおおいに違ってきます。この「大分岐」と呼ばれる現象は、なぜ起こったか」という問題意識で行われる。「この講座で重視したいのは、近代ヨーロッパで展開した知的な革命の影響です」となっている。
江戸時代の17世紀から18世紀にかけての人類史としての同時代性という観点で美術史や文化史をとらえてみたいという欲求が私には強い。その思いとうまく切り結ぶことが出来るのであろうか。
講師は神奈川大学名誉教授の山本通氏。4回の連続講座である。期待と不安が半々といったところである。