本日から横浜市では80歳以上のワクチン接種の予約受付が始まることになっていた。しかし午前中に早くもシステムそのものがダウンしたようだ。電話からの予約も中止となっている。
80歳以上は横浜市では34万人、その受付が初日に集中することは初めから分かっていたことである。年齢ごとに分けるなり、接種会場ごとに分けるなりの工夫があってしかるべきことである。それを一挙に一か所で集中して受付けるとシステムの容量や、人的な対応が限界に達することくらい想像できたはずである。
受託業者の対応が悪いということだけではなく、発注する側のチェック体制の甘さが指摘されると思う。私は採用されてから定年にまるまで配属になった職場ではないが、横浜市の職員であった体験からはあまりにお粗末のような気がする。
「再開に向けた調査を行っていましたが、本日中に再開の見込みが立たないことから、本日の受付を中止といたします。今後の予約再開に係る情報については、5月4日(火)午前9時にあらためてお知らせします」となっている。テレビのニュースによると明後日以降の受付になりそうとのこと。これもニュースで知るということはホームページが情報発信の機能をはたしていないということでもある。
システムダウンの原因もまだ分かっていないということであろう。私の親のワクチン接種の申込もどうなることやら、見通しがたたない。他の年齢の受付も後ろ倒しになっていく予感がする。私も高齢者であるが、順番が回ってくるのはいつのことやら。また現役世代の方の順番はさらに遠のいていく。