徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(スペイン)-602

2012-06-27 07:26:21 | 世界徒歩旅行記

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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(スペイン)-602

23)スペインを歩く

日記から-10

8月 10日(土曜日) 晴れ

 今日歩いた距離が久しぶりに60kmを超えた。
最近少し休んでいる日が多いので、歩く必要があり長距離を歩いたのである。
そればかりではなく、道路の幅が広いことから、いろいろ考えながら歩いていると時間が過ぎるのを忘れ長く歩けたのであろう。
その様に歩いていても苦にならないから、面白い。

 今日、歩いていて考えたことは例えば、何故人は酒を飲んだり、麻薬をしたりするのだろうかである。
これは人為的に瞑想するのではないかと思うのである。
だから、酒を飲んだり、麻薬をすると周りが見えないし周りのことはかまわない自分の世界を作る。
寂しい人や一人ぼっちの人はよく酒を飲んだりし自分を見つけるが、その酒を飲んだ時は寂しさを感じない。
僕は歩いているのだが、瞑想をしているのと似ているからか寂しさを一回だって感じたことがない。
歩いている時は酒を飲んだ時のように自分の世界を作ることが出来る。
僕は不思議と人間の作った都会に来れば、特に酒を飲む。
それは人間が作り上げた不自然な社会に敏感に反応し、その嫌な社会から早く自分の世界に入り込みたいからではないかと思うのである。

 その他、酒を飲んで皆で話をしている時に、意見を戦わせると楽しいし面白い。
それは、自分の世界に入り、自分の考えに集中できるからであろう。

 また、酒を飲んだ時には不思議と体がリラックスできる。
同じ様に歩いている時も瞑想しているのと似ているので、考えは集中できるし、体はリラックスしている。
だから、歩いていて思ったほど疲れないのは、体には無理な力が入っていないからだろう。

 それでも人為的に作った自分の世界である酒からは、新しい考えが出にくいのではないかと思うのである。
それに比べ、歩きや瞑想などでは本当に自然に触れた中からなので新しい考えが生まれる可能性が大きいと思うのである。

 もう一つ酒を飲んだ時に感じることはその人を知るのには酒に酔った時の様子を見ればよく分かることである。
人は酒に酔った時にその人の現在の意思が現れることが多いからである。

 今日はY.H.で泊まる。

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