徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-487

2014-06-07 07:19:18 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(タイを終えて)-108

4)タイを終わりバングラディッシュまで

日記から-5

1月29日 (日曜日) 快晴

 今日は日本の大学の時の友人の結婚式であるが、電気もないタイの田舎なので電報を打てずにすまん。

 朝、我々3人はこのソイ俗のを出る。俺はチェンライに帰り、他の2人は他を回るようだ。

 ゲストハウスに帰り、ゆっくりする。
 出費157B

1月30日(月曜日) 快晴

 今日は次のバングラデシュに行くための移動日である。

 朝、少し遅く起き、市場へ出かけ、朝食を食べ、昼食の分包んでもらう。
その後はチェンマイまでバスで行く。このバスはエアコンがない安いものであり、チェンマイまで47Bである。
このバスは安いので、庶民の人が多く乗っていて中にニワトリがいて、野菜などがころがり、人々でいっぱいである。
俺は昨日、酒を飲みすぎて、今日一日中頭がボートしている。
だからか、たまに警察がバスの中に入ってきて怪しい者がいないかチェックするのだが、必ず警察が俺に尋問する。
同じバスの中の白人の貧乏旅行者は俺に「お前は何か悪いことをしたのではないか。」と冗談を言うのである。

 そうこうしている内にバスが休憩所に入り15分間の休みである。
俺は外に出てボートしている頭ではあったが、ピーナッツを食べながら周りを眺めていた。
そしたら、エアコンバスに隠れていた我が安いバスは俺を乗せず、俺の荷物は積んだまま出発してしまったのである。
俺の頭はボートしていたが、嘘みたいなことなので、呆気にとられた。
ただ、助かったのは貴重品は持っていたことである。
それで俺は怒って安いバスの隣に止めてあったエアコンバスに行き、チェンマイまで乗せろと車掌に話をする。
車掌は金を出せと言うのだが、俺は安いバスが時間前に出て行ったから悪いのだと言い張る。
それでも車掌は了解しない。とにかくチェンマイまで行こうと俺は話す。運転手は呆れていたが許してくれた。
このエアコンバスは人があまりいないのと生活の臭いがしない。完全に安バスとは別のバスである。
バスに乗り遅れたおかげで、隣にも人がいなく3席をゆっくりと使い、しかも涼しくチェンマイまで行くことが出来た。
チェンマイに着き、さて、俺の荷物である。安バスはまだついて間もないのか、あの安バスに乗っていた白人の貧乏旅行者がいる。
彼は乗ってきた安バスに行けば、荷物はあると言う。「助かった!」
そして彼は「本当にお前は警察に連れて行かれたかと思った。」と冗談をまた言うのである。

 チェンマイでは大学に行きチェンライにいた時にいろいろ話を聞いたYan Yongという学生に会う。
この学生のドミトリーを探す時、可愛い女の学生が手伝ってくれた。
とにかくYan Yongに会い、小学校の英語教師の奥さんのMrs.ソングウイットが働いている学生の食堂に行く。
目的の2人に会えて本当に良かった。

 その後、夕方5:50発のバンコク行きの列車に乗る。
この列車では特別変わったことがないが、狭い所で同じ姿勢でいるのが、俺は嫌いだ。

 出費180B

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