徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-680

2014-12-29 07:31:42 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
+++++++++++++++
世界徒歩大旅行記3万4千キロ
+++++++++++++++


日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

今日からパキスタン編である。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(パキスタン)-301

11)パキスタンを歩くまで

9月26日(水曜日)~30日(日曜日)―1

 インドを離れ、飛行機でパキスタンのカラチに来た。
ここで入国の時に一つ面白いことがあった。空港の中では入国手続きのため多くの人が列をなし、待っていた。
もちろん、俺もそこに並んでパスポートを手に持って、待っていたのであるが、その時であった。
入国の係員が、その大きな赤いパスポートを見て俺を呼ぶのであった。
「お前は日本人だろう。」と言いながら、俺を列の一番前まで連れて行って、すばやく入国させてくれたのであった。
この時、日本とパキスタンとの仲がいいのだと分かり、日本がパキスタンにずいぶん良いことをしているのだと思った。
日本に生まれたことをありがたく思ったし、誇りにも思った。多くの日本を背負って苦労をしている人々に感謝である。
また、俺はこの日本の印象を壊すようなことをしてはいけないとも思った。

 さて、この国に入り感じたことは国が違うと、いろんなことが違うのだということである。
このカラチはやけに町が広い。特に道路など広く作られている。それでか何だか町の感じがサッパリしている。
それでいて品物は豊富である。だからかインドに比べこの国の方が金があるように感じる。

 このカラチは上に書いたように街の感じはサッパリしているが、800万人が住んでいると言う。
高い建物がなく、だだっ広い街の雰囲気からすると、そんなに人が住んでいるとは思えないのである。

 市場などはインドに比べると綺麗だ。水道はカルキなどのような消毒薬が入っている。
あまり美味くはないが、インドの様に不衛生ではなさそうで、安心できる。

================================================================================
筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

================================================================================