徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(タイ)-63

2010-10-20 03:07:12 | 世界徒歩旅行記
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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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 Watの坊さんと山の上にある本堂。この坊さんは教養がある人でした。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(タイ)-63

3)タイ編

日記から-27

12月12日 (月曜日)  晴れ

 今朝、モンク(坊さん)さんと頂上の本堂に行き回りを眺めていた。朝の早い内は雲が多く日の出を見ることが出来ず、残念である。
ず~と眺めていると、今日は歩きたくなくなってきてしまう。
それに、このペースで歩けばバンコクには金曜日に着き、他国のビザを取る上でのバンコクの行動が不便だ。
だから、もう一日このWatに泊めてもらうことにする。
このモンクさんはこの国では結構顔が広いようである。それは多くの写真を見る中でいろいろな有名人と写っているから感じるのである。

 今日は一日、頂上の本堂の周りで日なたぼっこをしながら、寝たり、海を眺めたりして過ごす。
朝食と昼食は下から小さな女の子2人が持って来てくれる。ありがとう!
そして、夕食もこの寺の入り口の食堂へ食べに行く。昨日の夕食から今日一日の食事はこの食堂から出ているようである。
その食堂はお金を取らない。
そればかりではなく、その食事は栄養たっぷりの大変良い食事であり、量が多いのも助かる。
毎回 イム (IMU)(タイ語で「お腹一杯」)である。

 午後からは1人で頂上にいた。歌ったり、瞑想したり、寝たりしていたのである。
そこに3人の男の子が反対側から本堂に入ってくる。彼らはここに何時も入っているのであろう。
なぜなら、本堂を開ける方法をよく知っているからである。彼らは何をしにこの本堂に入ってきたのかは俺は知らない。
彼らにパイナップルの残りをあげたら、何と瞬く間に食べてしまう。

夕方は下の小屋に入って手紙を書く。
アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドにはクリスマスカード、日本には久しぶりの手紙を書き今日が終わる。
今日は本当にユックリ出来た。

 同じWatで泊まる。

 出費はなし