徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(タイ)-50

2010-10-07 06:27:57 | 世界徒歩旅行
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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(タイ)-50

3)タイ編

日記から-14

11月30日 (水曜日)  晴れ

 3日間のすばらしい生活も終わり、この島を離れることにする。
10時ぐらいに港まで行く乗り合いタクシーを待ちながら、「もしタクシーが来なかったら、もう一泊しよう。」と考えてしまう。
しかし、タクシーはやって来てしまった。今日は特に、ここにいた今までで一番海が静かで綺麗なのが心残りだ。

 港に着き残念なことにはエキスプレスボートが出てしまった後だ。仕方がなく、PM2:30のフェリー便で帰ることにする。
これは船が大きく広いので、船内を歩き回ることが出来、本来、来る時から乗りたかった船である。
しかし、この船は着く港が歩きを休んでいるSurat ThaniではなくKhanomである。

 待っている間、このKo Samuiのことを考える。この島は一周52kmの道路が通っている。
そういえば昔、北海道の利尻島に友人の民宿を立ち上げるため一ヶ月間いたのであるが、その島が一周53kmであった。
何故、その距離を知っているかというと、この島を二日酔であるのに一周走った思い出があるからである。
それはこの島を出て行く最後までにマラソンで53kmを走り切ると啖呵を切ってしまったから、どんな状態でも走らなければならなかった。
途中、二日酔いであったので、穿きながら、また湧き水を飲みながら走ったものであった。
その利尻とこのKo Samuiと違うのは海のすぐ横のバンガロー、多くのヤシの木、それに木陰である。
これらは俺をレイジーにしてしまった。これから本当に歩けるのだろうか?

 フェリーはKhanomに着き、そこからバスを使いSurat Thaniまで戻らなくてはいけない。
結局、 Surat Thaniに着いたのは夜の6時ぐらいである。だから、今日も歩けなかった。

 この4泊で700B以上使う。

 夜、街をぶらつき露店の屋台の物を少しずつ試しに食べてみる。珍しく、面白い。

  Surat Thaniのホテルに泊まる。