抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

朝日新聞は、何故、また(まだ)、北朝鮮のミサイル= インプラントを庇うのでしょうか?

2017-10-01 | 歯科治療

バカは、死ななきゃ治らない。否、死んでも治らない?(治さない?)



私は、近頃、また、改めて首をかしげます。

 【歯医者は、何故、こうまで、歯を大切にしないのだろう。

歯医者が、こうまで、歯を大切にしなくていいのだろうか?】と。

だって、歯を大切するというのは、歯を残すべく、努力する。

極力、歯を抜かない、ということですよね。

患者さんの方も、何か、歯を大切にしてないと、私は思います。


《第一、抜く方が儲かる》なんて、歯科の医業の本筋から、外れています。

「抜いて嬉しいインプラント。抜いて儲かるインプラント。」ですか?

抜いて、(抜かれて)、大金を払うのですか?

 素直に考えてみてください。

 何か、おかしいでしょう?

そもそも、インプラントも入れ歯です。

顎を、横、左右に動かす(誘導と云います。)のを支配する犬歯や小臼歯に、原則、インプラントをしては、いけないのです。

奥歯と前歯にのみにするものなのです。

(もちろん、通常の義歯も同様です。)

犬歯、小臼歯は、極力、抜かない(抜かれない)ことに尽きるのです。

人間が、動物のようにパクパクするだけでなく、品よく、美味しく、いろんなものを食べることのできるのは、犬歯、小臼歯のおかげなのです。

特に、小臼歯を失うと、本当に、噛みづらくなり、時に、クチャクチャと、音をたてるような、品のない噛み方になります。

噛む効率が悪くなるから、(品よく、上手く工夫しないと、)ついつい、品のない食べ方になります。

涎(よだれ)も出やすくなります。

歯を抜かない(抜かれない)ことで、不要に歯並びも悪くならないのです。

矯正も、歯を抜いて治すのなら、

(特に、小臼歯を失うことが多いので、)極力、注意して、治療技術(スキル)のしっかりした、優れた矯正医にしてもらうことです。

しかし、歯並びは良くなっても、噛み合わせに留意しない(留意してもらわない)と、品のない食べ方になり、顔にも影響して、下品になることがあります。

モデル、芸能人にも、どことなく、下品な輩が居るじゃないですか。

美人、イケメンでも…。

だから、「この歯は、噛むのに役にたってないから、抜きましょう。」と言われても、(騙されて)焦って、急かされて、抜かない(抜かれない)ことです。

たとえ、歯の根っこだけでも、親知らずでも、むやみに、自分の歯を抜かない(抜かれない)ことです。

甘い言葉、くだらない脅しに乗せられないことが、大切です。

今、私の所には、インプラントの後遺症で、深刻に悩んでいる人、日々の生活にも支障をきたしている人が、4人来ています。

その中でも、最も酷く、悲惨な目に合ってるのは、お茶の水の医科歯科大学のインプラント科のK教授が施術した患者さんです。

インプラントを開始したのは、8年前。

上の歯は、7本(歯)あったのですが、歯周病?と称して、全て抜き(抜かれ)、10本(歯)あった、下の歯は、3本(歯)抜き(抜かれ)、…上に7本のインプラント、下は3本のインプラントをしました。

上は、7本のインプラントの上に、11本のブリッジにして、

下は、3本インプラントに被せものをつなげたものです。

下の歯の1本は、親知らずの位置に、インプラントです。

要は、親知らずを抜いて、親知らずの場所に、またインプラントを埋めたわけです。

その後、1年の間は、1ヶ月から2ヶ月起きに、定期的に通院し、

噛み合わせが合わず、噛みしめが強くなり、頭痛、肩こりが酷くなり、…不具合を訴えると、

「噛みしめていれば、治る。」と、説明。「慣れる。必ず、慣れてきます。」と。

 しかし、そのうち、インプラントの被せものが壊れたり、欠けたりで、あげく、下の自分の歯が揺れてきて、下の残りの7本のうち、前歯2本も、抜いて(抜かれて)インプラントにしようと、仮歯にして、そのままで、今日(こんにち)まで、8年。

で、私の所に駆け込んできたのです。

(もちろん、医科歯科大学には、定期的に通院して。)

医科歯科では、頭痛がして目眩(めまい)が酷いと訴えると、脳の精密検査をされ、鼻が詰まり、耳鳴りがすると言えば、耳鼻科に回し、…。

眼科でも、精密検査を受けています。

(私が見ても、明らかですが)

言い方は、不謹慎かもしれませんが、足取りがギクシャクしていて、ビッコをひいてます。

まだ、50代です。
私は、1年前から、見て、観て、診て、話も聞いていますが、症状は悪くなっています。

で、整形外科にも回され、何故か?婦人科にも回されています。

結果、インプラントとの因果関係は、特定できないということです。

もちろん、受信料、検査費用は、全て、患者さんの自腹です。

私は、2年以上、この患者さんを見守っています。

体の不具合は、年々、悪くなっています。

で、結果、インプラントと因果関係は、証明できず、心療内科と精神科に回され、精神安定剤と睡眠薬をあてがわれています。

私は、麻酔科医で、全国の代議員をしている親友に相談し、不要な薬は飲まないように忠告しています。

精神科に回すのは、医者の責任逃れの常套手段です。

私が、何より許せないのは、このK教授が、最初は、直接、診査していたのに、やがて、部下の医局員にやらせ、……そのうち、電話にも出ず、予約しても、急用と称して、部下に対応させ、ちょくちょく、居留守でごまかしいる。という事実です。

この患者さんは、(私は、直接、関わっているので、分かります。)

決して、しつこい、非常識なことはしていません。

むしろ、部下の医局員や、大学の職員、事務の人が、気の毒がっているのです。

誰もが保身に走り、巻き込まれたくないと、真摯な(紳士的な)対応をしません。…できません。

何しろ、このK教授は、「インプラントの手術のせいではない。」と、人を介して言い張るだけです。

【直接会って、誠意ある対応をすれば、誰も、事を荒立てようとは、思っていないのです。】

誰しも、間違い、誤解、はあり、完璧など、ありません。

インプラントの失敗ではないと、言うのなら、人を介さず、部下に診察させず、部下に言わせず、きちんと、自分が、直接、対応すればいいのです。

《自分が、全て、施した手術です。》

どこか、後ろめたいのか、ズルいのか、教授の保身とはいえ、見苦しいです。


私は、繰り返しますが、原則、医者、歯医者の味方です。医者、歯医者を、強く庇います。

私も、歯を残せないのなら、治療費、交通費まで返せ、と言われたことがあります。

怒鳴られたことも、変な手紙や、電話も、経験してます。

私は、独りです。教授のように、部下や医局員はいません。

逃げられません。

通常、誰もがですよね?


先日、サンデー毎日の取材を受けましたが、どこの業界にも、クレーマーや、当たり屋のような、たちの悪い人間の、理不尽な言いがかりや、絡みには、対応に苦慮しているそうです。

何しろ、最初から、筋を通すとか、常識的にという輩ではありません。

脅かし、脅迫して、自己満足的に、金をむしりとるか、返させるのが目的ですから。

ただ、このインプラント後遺症に、日々、苦しんで、私の所に、診察に、相談に来ている患者さんは、常識的な、普通の人です。

私と同じ、平凡な人です。(正直、私なりに、調べています。)

おそらく、上のインプラントは、全て、撤去しないと、後遺症は治りません。やわらぎません。

K教授は、「噛みしめていれば、慣れます。」と、言ったそうです。

患者は、医者を信じます。

インプラントは、自分の歯のように、加減がわかりません。


何しろ、上は、自分の歯は、全てありません。7本のインプラントの上、11本の被せもので、歯を作ってあるのです。(当然、インプラントを撤去したら、総入れ歯です。)

私は、総入れ歯にした方が、絶対、体は楽に、軽くなると、確信しています。

頭痛の7割以上は、側頭筋の緊張にあると云われています。(案外、不勉強な医者もいて、わからないことです。)

噛みしめ、食い縛り(クイシバリ・歯ぎしり)は、咀嚼筋(咬筋)、側頭筋の緊張を高めます。

当然、頭痛、肩こりの誘因になります。

とにかく、日本は、医科と歯科の連携は薄く、歯科はもちろん、医科も、案外、歯のことを知りません。

(私は、再三、医学部・歯科でなければいけないと、繰り返し訴えています。)

犠牲者は、インプラント後遺症に苦しんでいる人達です。

医者も、面倒ことに巻き込まれたくないし、自分の仕事で、手一杯です。

インプラントの撤去をしたがりません。

で、インプラントを施術した当人は、当然、インプラントのやり直しや、それに伴うことは、やりたがりません。

(責任は取りたくないのはもちろん、金も返したくありません。)


他の歯医者も、巻き込まれたくないし、責任を取りたくないわけです。

結果、犠牲者は、インプラント後遺症に苦しんでいる患者さんになるわけです。

このK教授のインプラントの犠牲者の患者さんは、今、医科でも話題になっていて、その分野の優秀な研究者も医者も少ない《筋膜性疼痛》だと思われます。

膜(まく)の痛みは、激しく、しつこく、辛いです。

癌性腹膜炎など、苦しく、麻薬以外、痛みが取れません。

歯も、歯根膜の痛み、炎症、感染はやっかいです。

逆に、つまり、膜(まく)は、人間にとって、極めて、重要な役目を担っているのです。

人間を守り、かつ、その感覚を支配しているのです。

インプラント後遺症は、膜を侵襲され、襲われ、犯されているのです。

(強姦ですよ。)

K教授の犠牲者は、骨膜(こつまく)はもちろん、上顎骨にも、亀裂が入っているかもしれません。

酷いものです。


私は、関わり、巻き込まれ?本当に、日々、しんどいです。

割には合いません。貧乏クジです。

(しかし、歯科医の使命でもあります。凡人ですが、人間としても。)


サンデー毎日の人も、歯科の収入は低すぎる。扱いも、地位も、医科との差もありすぎた、と言います。


【私は、それでも、私の患者さんには、トコトン、全力を尽くし、誠実に対応します。】

私はつむじ曲がりです。

私は、但し、患者さんとは、プライベートな付き合いはしません。

17年いる優秀な二人の助手とも、プライベートな付き合いはありません。

私は、つむじ曲がりで、親切です。

私も、患者さんを、時には、選びます。


私の本、【やってはいけない歯の治療・角川書店】

【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】

読んでください。

また、雑誌、新聞、ネット、ウェブ等の私の意見も。


朝日は、しかし、インプラントを庇います。

このK教授のことも、週刊朝日で、名医?として、報じています。

1960年代、北朝鮮を称えたように、また、その愚を繰り返すのでしょうか?

(朝日のことは、また、記します。)

 私は、幼い頃から、朝日新聞は好きなのですが。

近頃、また、そのインテリ的な偽善性を、強く感じ、実感してます。…残念です。


[私は、あなたが、その自分の歯を、嫌いにならない限り、…極力、抜きません。

できるだけ、残す治療に専念します。]

正直、しんどいです。

 私の、歯を残す治療の勉強、治療技術(スキル)は、医学的評価も含め、半端なものでも、偽善でもありません。

日々、うぬぼれず、初心に還り、治療に、臨み(のぞみ)、望み(のぞみ)ます。


 歯科は、今や、歯科=バカから、歯科、=はか=墓、墓穴を掘っています。

 インプラントの後遺症、(死なないまでも、)その日常生活の不具合は、辛いものです。

 私は、目の当たりに、見て、観て、診ています。

実感しています。………。

インプラント科のK教授は、K教授を、紹介したY先生と共に、東京都歯科医師会でも、問題になっています。
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