伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年に続き2023年も目標達成!

神様のカルテ 0

2024-05-26 21:18:49 | 小説
 栗原一止が、友人にして「医学部の良心」と呼ばれた進藤辰也と将棋部三角関係事件の一角をなす今は進藤の妻如月千夏らと過ごした学生時代、本庄病院が「24時間、365日対応」を打ち出すに至る沿革、栗原一止の研修医:本庄病院1年目の様子、山岳写真家あるいは山を愛する者としての片島榛名を描いた「神様のカルテ1~3」のエピソード0ないし番外編の短編集。
 1巻の前半で、栗原一止に優しくする度に「私は妻のある身だ」と突き放されイジられていた看護師東西直美。1巻でも設定上はわかっていたのですが、栗原一止がハルに出会う前から東西は傍にいて好意を示していたんじゃないの。ちょっと東西が愛しく思える。
 栗原一止入居時の御嶽荘の面々。1巻から3巻では登場しない「専務」が新登場。どこへ行ってしまったのか、それとも後日満を持して再登場するのか…


夏川草介 小学館文庫 2017年11月12日発行(単行本は2015年3月)

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