今日の食鳥業界

世界の穀物需給、生産が消費上回り期末在庫は上昇見込む

 農林水産省は31日、海外食料需給レポートを発表しましたが、そのなかで2013/2014年度の世界の穀物需給見通しについて、米国農務省の見通しとして次のように紹介しています。
 世界の穀物全体の生産量は小麦、とうもろこし、大麦、米で増加し、史上最高の24.4億㌧となる見込み。なかで、とうもろこしは米国で例年より涼しい夏と生育期間の伸長による単収の上昇で史上最高となることや、中国、ウクライナ等で増加することから、史上最高となる見込み。一方、世界の穀物全体の消費量は、小麦、とうもろこし、大麦、米で増加し、史上最高の24.0億㌧となる見込み。―としています。
 この結果、消費量が上昇するものの、それ以上に生産量が増加することから、穀物全体の期末在庫率は前年度より0.6%ポイント増の20.2%に上昇すると見込んでいます。とうもろこしの期末在庫は前年度より1.6ポイント増の17.1%を見込んでいます。
 こうした需給から穀物価格は当面安定が見込まれそうです。

 2月4日(火)の食鳥卸売相場(東京)は
 ◆「もも肉」が前日より2円安の682円
 ◆「むね肉」が前日より3円高の271円
 ■「コスト相場」は同1円高の953円でした。
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