今日の食鳥業界

世界中でAI発生

 中国でのH7N9型のAIウイルスが強毒型に変異している可能性が高いと、専門家の分析結果を各紙が報じており、感染経路などがはっきりせず心配されます。他にも直近では東南アジア以外でも、メキシコでハリスコ州とグァナファト州の9カ所の養鶏場と4つの村でH7N3型のHPAIが発生、併せて40万羽以上の家きんが死んでいます。この2つの州は今年も集団感染の中心となっていますが、昨年も数百万羽の家きんが死んでおり、常在化の懸念も。さらにオランダのフレヴォラントの養鶏場でH7N7型の低病原性鳥インフルエンザが発生し2万羽以上を処分しています。またドイツのノルトライン=ヴェストファーレンの養鶏場でH5N1型のHPAIが発生、昨年12月から散発的に発生しており、今回のケースを併せて16,044羽が処分されています。
 世界中でAIが発生しており、拡大が懸念されます。幸いわが国では今のところ新潟県でのオオハクチョウの死骸から陽性反応が見られたくらいですが、油断大敵です。農場では細心の防疫対応がなされておりご苦労様ですが引き続き注意をお願いします。

 4月3日(水)の食鳥卸売相場は発表がありません。
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