今日の食鳥業界

輸入鶏肉 7月、8月は前年下回る輸入見通し

 日本食肉輸出入協会は20日、鶏肉輸入動向検討委員会を開催し、現地積み出し数量および検疫数量を元にした6~8月の鶏肉輸入量の予測数値をまとめ公表しました。
 それによると6月の輸入量は4万7600㌧(前年同月比109.8%)で、主要国別ではブラジルが3万6000㌧(同109.0%)、タイが1万㌧(同116.3%)、米国が1300㌧(同93.3%)、その他が300㌧(同88.8%)と見込んでいます。前月時点での輸入予測を3200㌧上向き修正しています。
 7月は4万8400㌧(前年同月比91.0%)を予測し、国別ではブラジル3万7000㌧(同93.3%)、タイ1万㌧(同85.3%)、米国1100㌧(同71.7%)、その他300㌧(同107.5%)。8月は4万4800㌧(同88.7%)で、内訳はブラジル3万4000㌧(同89.8%)、タイ9500㌧(同90.5%)、米国1000㌧(同52.7%)、その他300㌧(同118.6%)と予測しています。7月の現在、「輸入鶏肉には厳しい状況が続いている。緊急事態宣言解除後、外食の売り上げが回復するかに見えたが、最近の新型コロナウイルス新規感染者数の増加に伴い再び、売行きが停滞してきており、在庫量の増加も相まって回復の兆しは見えない。ただ、ブラジルにおいて懸念された現地生産量は、現時点においては維持されており、今後も一定程度は輸入されるものと見込まれる。タイにおいても、概ね1万㌧程度の輸入は見込まれる」とコメントしています。

7月20日(月)の食鳥卸売相場(東京・加重)は
◆「もも肉」が18日(土)と変わらず591円
◆「むね肉」が同より3円高の260円
■「正肉相場」は同3円高の851円でした。
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