農畜産業振興機構が6日発表した5月の鶏肉需給表によると、同月末の鶏肉在庫量は16万9368㌧で前年同月より10.9%増(前月比では1.4%減)となりました。供給面では国産の生産量が13万7254㌧(前年比98.8%)、輸入量が3万6109㌧(同77.5%)と、国産、輸入品とも前年を下回りましたが、推定出回り量が国産は内食需要の高まりで14万3351㌧(同103.1%)と上回ったのに対し、輸入品は業務需要が不振で3万2346㌧(同69.0%)と大きく減少しました。この結果、5月末の在庫量は国産品が2万1105㌧と前年同期より31.2%もの減となったのに対し、輸入品は14万8263㌧(同121.4%)と、前月より積増しとなっています。 7月6日(月)の食鳥卸売相場(東京・加重)は ◆「もも肉」が4日(土)より3円高の604円 ◆「むね肉」が同2円高の261円 ■「正肉相場」は同5円高の865円でした。