今日の食鳥業界

テイクアウト営業を継続する飲食店が6割

 東京では3日連続で新型コロナウイルスの新規感染者数が100名を超えるなど、今後の感染拡大への懸念が広がっており、新常態での生活にも影響が心配されます。
 生鮮流通のデジタル化を推進する㈱フーディソン(本社・東京)は、同社が運営する飲食店向け生鮮品ECサービス「魚(うお)ポチ」(1都3県の中小飲食店をメインに1万6000店の店舗が登録)で、6月8日~13日に、緊急事態宣言前後の飲食店における営業に関するアンケート調査を実施しました。それによると、「本来の営業時間で営業している」は13.8%にとどまり、約9割(86.2%)の飲食店が緊急事態宣言が明けても通常営業ができておらず、今後もテイクアウトを継続していくが約6割、デリバリーが2割強に上ります。客足が「宣言前と同じくらいに戻ってきた」のはわずかに2.8%と厳しい状況にあります。仕入が魚主体での調査と言うこともあるのでしょうが、食材の仕入で重視しているのは、「在庫ロスを避けること」を挙げた店が最も多く、鮮魚よりも日持ちし使い回しのきく冷凍品・二次加工品の需要が高まっている現状が伺えます。

7月4日(土)の食鳥卸売相場(東京・加重)は
◆「もも肉」が前日より7円安の601円
◆「むね肉」が同と変わらず259円
■「正肉相場」は同7円安の860円でした。

6月29日(月)~7月4日(土)の週間平均相場は
◆「もも肉」が前週より0.6円安の606.2円
◆「むね肉」が同1.4円高の258.4円
■「正肉相場」は同0.8円高の864.6円でした。
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