農水省は来月4日に自給飼料を使い国産畜産物の付加価値を向上させる研究の成果を発表する会合を開きます。ブロイラーの場合、飼料用米がポイントです。お米を飼料としてブロイラーに与えるということは、世界中で日本しかできないことです。つまり、輸入鶏肉との差別化が可能になります。
ただし、こうして作った鶏肉のうち、もも・むね肉だけが高付加価値の商品として売られ、他のアイテムは通常の商品として販売されるでは採算性に疑問符が付きます。
研究の成果は成果とし、その成果を受けてどのように売るかという工夫に、食鳥産業側で知恵を出すべきでしょう。
11月13日(火)の食鳥卸売相場結果は、
■もも肉が前日に変わらずの570円、
■むね肉が11円高の232円でした。
むね肉は先週金曜日の229円に比べ3円高となります。
この結果、コスト相場は800円台に乗せ、802円まで上昇しました。
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