4月からの消費税率アップで消費動向にどう影響がでるか気になるところですが、アンケート結果などによれば外食や食料品購入などの支出を控えるとの回答が上位を占めているようです。家計調査では直近の昨年12月の結果では食料支出は10ヶ月連続で実質増となっており、外食支出は大きく伸びています。食料の中では外食に次いで肉類の支出が伸びているのも注目されます。こうした動きが消費増税で変化するのか懸念されるところです。食鳥業界を対象にしたアンケートからは影響について大小バラツキあり、一時的なものにとどまるとの楽観視も聞かれます。最近の好調な家計消費や外食など業務需要の回復もその背景にあると思われますが、一方で、流通段階での価格転嫁がスムースにいくか心配する向きもあるのも気になるところです。消費者対応はもちろん、得意先との税率変更での取引確認など早めの疎通が求められます。
2月1日(土)の食鳥卸売相場(東京)は
◆「もも肉」が前日より5円安の683円
◆「むね肉」が同4円安の263円
■「コスト相場」は 同9円安の946円でした。
1月最終週(27日~1日)の週間平均相場は
◆「もも肉」が前週より7.4円安の687.4円
◆「むね肉」が同1.4円高の264.4円
■「コスト相場」は同6円安の951.8円でした。
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