今日の食鳥業界

輸入増が出回り量の伸びを上回り、12月、1月とも大幅在庫増の予測

 (独)農畜産業振興機構が22日発表した鶏肉の需給予測によると、国内の鶏肉生産量は12月、1月の生産量は1日当たりの生体羽数、1羽当たりの生体重量が前年同月を上回り、処理稼働日数が前年並みと見込まれることから、12月はやや、1月はわずかに、いずれも前年同月を上回り、12月が15万800㌧(前年同月比103.0%)、1月が12万8400㌧(同101.8%)と予測しています。一方、輸入量は前年の輸入量減少の反動に加え、ブラジルおよびタイ現地の旺盛な輸出意欲や日本国内の底堅い需要を背景に、12月は前年同月を大幅に上回る4万8600㌧(前年比147.1%)、1月も大幅に上回る4万6900㌧(同147.8%)と予測。
出回り量は過去の月別出回り量の実績をもとにした推計で、12月は前年同月並みの19万5400㌧(同100.1%)、1月はやや上回る17万3700㌧(同103.9%)と予測しています。
その結果、月末在庫は12月18万2200㌧(同124.7%)、1月18万3800㌧(同134.0%)と、いずれも前年を大幅に上回る予測となっています。

12月25日(月)の食鳥卸売相場(東京)は
◆「もも肉」が22日(金)より2円高の669円
◆「むね肉」が同2円高の322円
■「正肉相場」は同4円高の991円でした。
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