今日の食鳥業界

家計消費 3ヶ月ぶりに実質増

 総務省が26日発表した11月分の家計調査結果(二人以上の世帯)によると、1世帯当たりの11月の消費支出は27万7361円で、名目で前年同月日2.4%増、物価変動を除いた実質では3ヶ月ぶりの増となる1.7%増でした。食料支出が2ヶ月ぶりに実質増となったほか、住居や諸雑費などを除いてほとんどの費目で実質増となり、消費マインドの上向きが感じられます。
 11月の1世帯当たり食料支出は7万1680円で2ヶ月ぶりの実質増で、うち実質減となったのは、生鮮魚介が不振の魚介類だけ。肉類は1世帯当たり7436円(実質2.5%増)で、肉類の消費は堅調推移が続いています。生鮮肉では牛、豚、鶏肉ともに支出額は前年を上回りましたが、購入量では鶏肉だけが前年を下回りました。1人当たりの生鮮肉購入状況は、鶏肉が購入量484.2g(前年比96.7%)の支出額465.4円(同102.6%)、牛肉が185.9g(102.8%)の585.6円(103.9%)、豚肉が605.4g(102.8%)の877.2円(104.4%)でした。鶏肉の100g当たり購入単価は96.1円で前年同月より6.2%高で、生鮮肉のなかでは最も価格上昇となっており、11月の購入に影響したとも考えられます。

12月26日(火)の食鳥卸売相場(東京)は
◆「もも肉」は前日と変わらず669円
◆「むね肉」は同より5円安の317円
■「正肉相場」は同5円安の986円でした。
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