今日の食鳥業界

生衛業の景況 2期連続で前年同期下回る

 日本政策金融公庫が1日発表した生活衛生関係営業3290企業の1~3月期の景気動向調査結果によると、生衛関係営業の業況判断DIは、前期(10~12月)から6.1ポイント低下して▲34.9となり、前年同期に対して3.2ポイント下回りました。売上DIも前期から0.1ポイント低下し▲28.8となり、前年同期より4.2ポイント下回りました。また、採算DIも前期から1.1ポイント低下の▲10.5となり、前年同期より1.5ポイント下回りました。いずれのDIも2期連続で前年同期の水準を下回る結果となっています。新型コロナウイルス感染拡大が影響していると思われます。
 食肉・食鳥肉販売業の1~3月期の売上DIは、前期より1.0ポイント低下の▲39.2となっていますが、4~6月見通しは▲21.6とやや回復を見込んでいます。利用客数DIは1~3月期は前期より3.7ポイント低下の▲34.6と減少したものの、採算DIは1~3月期は5.9で前期より3.3ポイント上昇しており、新型コロナで内食需要が高まった結果を反映しているようです。単価DIは前期より0.3ポイント上昇しています。

5月7日(木)の食鳥卸売相場(東京・加重)は
◆「もも肉」が2日(土)より10円高の608円
◆「むね肉」が同17円高の263円
■「正肉相場」は同27円高の871円でした。
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