日本政策金融公庫が1月に実施した平成27年度下半期消費者動向調査の結果によると、食の志向は「健康志向」(41.7%)が引き続き最多回答となり、次いで「経済性志向」(36.4%)、「簡便化志向」(31.2%)の順となっています。また、輸入品と比べ、どの位の価格レベルまでなら国産品を選ぶのかといった、いわゆる価格許容度を聞いた調査では、「割高でも国産を選ぶ」消費者がいぜん6割を超え、国産品ニーズが引き続き高い傾向がみられます。また、食料品を購入するとき、あるいは外食時に国産かどうかを気に掛けるか聞いた結果では、食料品の購入時に「気に掛ける」は77.9%、外食時に「気に掛ける」は41.9%で、とくに外食時に気に掛ける割合が増加しているのが目立ちます。国産食品と輸入食品に対するイメージでは、輸入食品に比べ国産食品は、価格は「高い」が「安全」で「おいしい」という評価が顕著にあらわれ、見た目についても約5割が、「色・形が良い」としています。
3月4日(金)の食鳥卸売相場(東京)は
◆「もも肉」が前日より11円安の615円
◆「むね肉」が同5円安の259円
■「正肉相場」は同16円安の874円でした。