国産品の生産量は順調で13万9107㌧(前年同月比102.4%)と推計され、一方、輸出量を勘案した推定出回り量は13万7766㌧(同100.6%)と出回りが前年をわずかに上回ったものの、生産も多く新型コロナの影響で量販店等でのテーブルミートは堅調ながら、外食等業務需要が不振で国産鶏肉の在庫は前月比4.5%増、前年同月比では12.5%増の3万1121㌧と、9カ月ぶりに3万㌧台に乗せました。
一方、輸入鶏肉はコロナの影響で業務需要が落ちたものの、推定出回量は4万5229㌧(前年同月比100.9%)とわずかに増となりましたが、輸入量が4万6695㌧(同118.1%)と増えたことで、在庫量は13万9326㌧(同111.7%)と大幅に増加しました
4月以降も新型コロナによる外出自粛行動の強まりで、出回りいかんでは輸入量、国産とも在庫の増減が考えられます。
5月11日(月)の食鳥卸売相場(東京・加重)は
◆「もも肉」が9日(土)より2円高の605円
◆「むね肉」が同4円高の251円
■「正肉相場」は同6円高の856円でした。
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