夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

尾曽律葉さんの千切り絵が出来上がった

2020年10月22日 | いろいろな事
ご近所に住む尾曽律葉さんから
「童画展に出展する作品が出来上がったので
 見に来ませんか」と連絡ありお宅に伺いました。

尾曽律葉さんは千切り絵の作家さんで、この秋に
現代童画展に出展する作品が出来上がったとの事です。

今回の作品も大作です。さる病院に懸けてあった作品に
新しく手を入れて仕上げたそうです。
下地には着物地が張り付けられて、その上に和紙を
千切って貼っていく。

今回の作品名は「レクイエム」
小さな子供と兎たちが手を合わせて祈っている。
今年はコロナ感染が世界中に広がって地球全体が
酷い目に遭っている。それを思っての事。


「和紙にも色々あってこの和紙↓はカカシさん
 作ったもので、灯りにかざすとモコモコした
 感じで味が出る」と尾曽さん。

こりゃ、お高い和紙だ。それを惜しげもなく使う。

千切り絵に使う和紙は厚い物から薄い物、極薄と
色々あってそれを染色して使う。
 
「ところで兎がヴァイオリンを弾いているけど
 ヴァイオリンの細い弦も和紙?」と聴いたら
「こうして作るの」と作り方を見せてくれた。
1cm巾位にちぎった薄い和紙でコヨリを作っていく。
細かい仕事です。
 

小さなおもちゃのヴァイオリンを見せてくれて
「昔、子供に買ったおもちゃのヴァイオリンを
 参考にしている。今でもこれ動くのよ」と
動かしてみてくれた。
 
今回の作品は以前作った作品の上に薄い和紙を貼り
その上に新しい千切り絵を重ねていったそうで
前回の作品(薄く見える)上に萩の花を重ねている
それが立体感が出てなかなかいい作品になっている。
 
さて、今回の動画展に出品する作品はこちらです↓

千切り絵はいろいろな和紙を重ねて貼り付けて行きますが
意外と凸凹は少ない。
「のり付けした後に爪で押さえていくので
 凸凹は少ない」と尾曽さん。
遠目に見ると水彩画のように見えるが近くで見ると
和紙を幾重にも重ねてある。細かい仕事です。
「ヴァイオリンを弾いているウサギの腕は
 仕上げるのに1週間もかかりました」という。

現代童画展は11月10日から15日まで東京都美術館
開催されます。尾曽律葉さんの絵ご覧になりたい方は
お出掛けになって見ませんか。

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