獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

ボルボV40(D4&T3)試乗記

2015年10月16日 | CARS&F1

 ボルボV40というクルマは、以前から気になる1台であった。
 そのV40に、この度「クリーンディーゼルエンジン」と「1.5Lダウンサイジングターボエンジン」が搭載されたという。
 今後私が購入する可能性も、少なからずある、ボルボV40。
 私は尾車氏とともに、実態調査のため、ボルボのディーラーさんを訪問した。




 まず試乗させていただいたのは、最近何かと話題の「クリーンディーゼルエンジン」を搭載する「D4 SE」(8AT:税込車両本体価格399万円)。
 搭載する「2.0Lインタークーラー付ターボチャージャーDOHC水冷直列4気筒ディーゼルエンジン」は190psを発揮し、最大トルクはなんと40.8kgm!
 気になるJC08モード燃費は、20.0km/Lである。
 近年のボルボ車は昔と違って、ウエストラインがウエッジしているうえに曲面が多いので、後方視界や車両感覚把握性はあまり良くない。
 この点は、近年のマツダ車同様のネガだと、私は気弱に思う。
 

 さて、このディーゼルエンジン。レッドゾーンは、5000回転からだ。
 アイドリングでは、振動こそほとんど感じられないものの、エンジンノイズは結構室内に侵入してくる。
 現代の水準では、静かなクルマであるとは、決して言えないであろう。
 走り出しても、その印象はほぼ変わらず、フィール自体は緻密とは言い難い。
 だが、トルクフルなディーゼルエンジンの成せる技で、発進加速は非常に力強い。
 
 多彩な情報を提供してくれるメーターパネル。
 車載カメラが道路標識を読み取って、制限速度を表示するのが、面白い。
 足回りは基本的にしなやかで、語弊を恐れずに言えば、「まるでスバル車のよう」である。
 そして、どっしりとセンターに据わったステアリングの応答性も、悪くない。
 加えて8ATは、いつ変速したのかほとんど分からないほど、至ってスムーズなのだ。
 

 近年のボルボ車の特色である「フリーフローティングセンタースタックパネル」。
 ややボタンの数が多すぎるような気もしないでもないが、頻繁に使う部分は「4連ダイヤル」と「人型クライメートコントロール」で、慣れれば直感的に操作できそうだ。


 そして試乗中。尾車氏が、「ある事実」に気付いた。
 このクルマのウオッシャーノズルは、なんと、3箇所もある。
 一般的には、それは「左右2箇所のみ」が、大多数だろう。
 これはひょっとすると、ボルボが考える「悪天候時の前方視界確保へのこだわり」なのかもしれない。
 ただし、ボンネット上のこの出っ張りは、気にすれば、気になる。
 加えて、冬期間にスノースクレーパーでボンネットの雪や氷を削り取る際に、壊してしまうのではなかろうかと、なんだか不安になる。
 まあ、北欧車ゆえに、その辺は対処済みなのだろうとは思うが・・・




 続いて試乗させていただいたのは、「1.5Lダウンサイジングターボエンジン」搭載の、「T3 SE」(6AT:税込車両本体価格374万円)。
 そのネーミングから、近年流行の3気筒エンジンを積んでいるのかと思っていた。
 だが、実際は「インタークーラー付ターボチャージャーDOHC水冷直列4気筒エンジン」を搭載。
 燃料は無鉛プレミアムガソリン指定となり、最高出力/最大トルクは152ps/25.5kgm。
 そしてJC08モード燃費は16.5km/Lとなっている。


 レッドゾーンは、6500回転からで、ディーゼルエンジンよりも、当然ながら高回転型である。
 静粛性については、ディーゼルモデルよりは明らかに静かで、回転フィールもよりスムーズで爽快。
 このガソリンモデルも、どちらかといえば、「エンジン音をしっかり聴かせるタイプのクルマ」であると、私は認定したい。
 なお、このグレードのATは「6速」に格下げされてしまうのだが、実用上は、まったくノンプロブレムである。



 今回試乗させていただいたボルボV40の「D4vsT3」の関係。
 それは、マツダ・デミオの「ディーゼルvsガソリン」の関係を思い起こさせるものだ。

 さて、ここで、V40のディーゼルモデルとガソリンモデルは、どっちが得なのか、カタログ燃費で考えてみよう。
 10,000kmを走破するのに必要な燃料代を机上で計算してみると、
 ディーゼルの「D4」の場合、10,000km÷20.0km/L≒500L
    500L×軽油105円≒52,500円となる。
 そして、ガソリンの「T3」は、10,000km÷16.5km/L≒606L
    606L×ハイオク138円≒83,628円である。
 10,000km走っての燃料代を比較すると、「D4」の方が31,128円お徳となる
 そして車両本体価格を比較すると、「T3」の方が、250,000円、安い。
 燃料代で車両本体価格の差を取り戻すために必要な走行距離は、250,000÷31,128≒8.03なので、80,300kmとなる。
 となると、年間1万kmくらい走る人だったら、ディーゼルモデルの「D4」を選べば、ほぼ8年で、車両本体の価格差を取り戻すことが出来るのである。

 そして、エコカー減税についても、ディーゼルモデルの方が、より多額の恩恵を受けられる
 机上の計算では、「ディーゼルモデルの方が、お得」だと言って、差し支えなさそうだ。

 ただし、私が実際に購入するとするならば・・・
 私の個人的見解では、発進加速の力強さにおいては、ディーゼルの「D4」の圧勝だ。
 しかしながら、静粛性と
エンジン回転フィールについては、ガソリンの「T3」の方が好ましく思える。
 ディーゼルか、それとも、ガソリンか・・・やはり、気絶するほど、悩ましい

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「牛吉」の「炭焼きハンバーグセット(レギュラー)」

2015年10月15日 | グルメ&観光


 サタデイ・アフタヌーンのランチは、尾車氏の進言により「炭焼きハンバーグ牛吉」でいただくことに。
 12時52分に、そこに到着。
 

 このお店は、「羊ケ丘通り沿いのオートバックス横」に君臨する。
 「炭焼きハンバーグセット」は、全品「ご飯・味噌汁・サラダ」が付いて、850円からとのこと。

 12時53分にカウンターに着席。
 ちなみにこのお店。なぜか「メニューは撮影禁止」・・・である。
 私の記憶が確かならば、その内訳は、「レギュラー」「チーズ」「玉子」「カレー」「トマトソース」の、5種。
 大いに迷ったのだが、財布の中身と相談の結果、最も安い「レギュラー」をオーダーした。


 12時58分。まずはハンバーグソースが目前に供された。
 カウンター席からは、御主人が炭火炉で、拳骨大の大きさのハンバーグを、適宜コロコロと返しながら焼きあげる様子を、垣間見ることができる。
 その実演と煙と匂いで、空腹感と期待感は、3乗で増幅する。

 十数分後に、アッツアツのハンバーグが、運ばれてきた。
 女性店員さんが鉄皿にソースを掛けてくれるのだが、熱さでそれは、ジュージューと跳ねる。
 それが衣服に着くのを防ぐため、あらかじめ「紙ナプキンでブロック体勢」を取るよう、ご指南をいただいていた。
 そしてその体勢をキープし、ソースの状態が落ち着くのを、しばし待つ。



 そして13時14分。 いよいよ実食への準備が整った。


 キラキラと輝く、そのハンバーグの肉汁!
 表面はこころもちカリッと。そして内面は、じゅわっと。
 やはりお肉は、炭火焼きが、一番ウマい。
 そこにフィーチャーされた「デミグラス&もろみ系のソース」は、こころもち柑橘系の後味を残す、ジューシーな味わい。
 このレベルのハンバーグランチが850円とは・・・コレは、むちゃくちゃ、CP高し!
 「炭焼きハンバーグ牛吉」。素晴らしすぎる。ウマウマでした(^^)

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「寶龍 麻生店」の「香味味噌ラーメン」

2015年10月14日 | 麺’s倶楽部


 「千太郎」で呑んだ後。
 私個人は満腹で、翌日の仕事と健康と美容をおもんぱかって、帰宅するつもりであった。
 だがしかし。ニータ氏と尾車氏が、「やっぱ、呑んだあとの〆はラーメンしかないでしょ!」と、声高に主張した。
 なので、私としては不本意だったが、開いているラーメン屋さんを探すことに。
 そして22時45分。「らーめんの寶龍」が営業中なのを発見。


 ここの本店は「創業昭和32年」の、老舗である。
 私の計算が正しければ、58年間営業を続けていることになる。


 いろいろとあるメニューの中から、私は「香味味噌ラーメン」(780円)をチョイス。


 23時01分、それは供された。
 

 典型的なサッポロ系の、中太ちぢれ麺。
 個人的な好みからいえば、もうちょっと固めに茹でてほしかったところだが、とりあえずノンプロブレムである。


 白みそのまろやかさに、ジンジャーがかほりと刺激を添える、そのスープ。
 実は入店前はあまり期待していなかったのだが、想像を上回るしっかりとした旨さに、私のハートはレッドゾーンへ!


 チャーシューも、若干オイリーだったとはいえ、しっかりとその存在を主張。


 満腹だったがゆえに、スープを完飲することは出来なかったが、納得の旨さだった。
 今度は、シラフで、食してみたい。

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ラスト「居酒屋千太郎」

2015年10月13日 | グルメ&観光

 友人のニータ氏より、緊急連絡があった。
 なんと、マイ・モスト・フェイバリット居酒屋である麻生の「居酒屋千太郎」が、10月15日で閉店してしまうというではないか!


 なので、10月12日夜。
 ニータ氏・尾車氏・私の計3名は、慌てふためいてそこに参集した。


 嗚呼、この千太郎ロゴ入りジョッキも、これで見納めとなってしまうのか・・・




 まずは、定番の「いぶりがっこ&黒豆チーズ」から。


 我々がココで呑めるのは、おそらくはこの日が最後。
 なので、奮発してかねてから喰いたかった、「豚スペアリブ炭火焼き」を、思い切ってオーダー。
 量も、お味も、ガツンとインパクト溢れる、ザ・肉塊。


 「穴子白焼き」は、ふわっと。そして、サクッと淡泊。


 キャベツで包んでいただく「豚角煮」は、もっちりと柔らかい。


 さらには、具だくさんの「揚げ豆腐きのこあんかけ」。


 ソースも正油も不要。何も足さない、何も引かない。
 モルトの旨さの「千太郎コロッケ」。


 ああ、数々のレコードジャケットで飾られたこのトイレで用を足すのも、これが最後かと思うと、淋しさが胸を焦がす。



 そして「プレーンオムレツ」と「えびパン」で、この男子会は大団円を迎えた。


 オリジナリティ溢れる、男子メシ系メニューで、私たちを愉しませてくれた、居酒屋千太郎。
 突然の別れは本当に悲しい。だが、数々の楽しい思い出を紡いでくれたこのお店に、あらためて感謝である。
 マスター、今まで、本当にありがとうございました!

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ジープ・レネゲード試乗&フィアット500X同乗記

2015年10月12日 | CARS&F1

 オーリスに試乗させていただいた後。
 我々取材班2名は札幌市清田区の「インポートプラス」へと向かった。



 私がステアリングを握らせていただいたのは、ジープブランドの底辺を担う「レネゲード」である。
 グレードは「Openinng Edition」(税込車両本体価格297万円)。
 140psを発揮する「1.4リッター 直列4気筒 マルチエア 16バルブ イ ンタークーラー付ターボエンジン」を積む、FF車。
 カタログ上のJC08モード燃費は15.5km/Lと、決して悪くないというか、なかなか良い。
 


 カジュアル感とワイルド感が程よく同居した、キャッチーなインテリア。
 ステアリングはどっしりと真ん中に据わっており、コテコテのSUV風なルックスとは裏腹に、直進性良好である。
 ただし、足回りのセッティング自体は、前後左右のGにゆらりと反応するタイプのモノ。
 「踏力ではなく、ストロークで効かせる」タイプのブレーキも、慣れるまでは扱いづらいというのが、私の率直な感想である。
 どうも、いわゆる、「カックンブレーキ」になってしまうのだ。
 とはいえ、エンジンパワーに痛痒を感じることは無く、「6速デュアルクラッチAT」の振る舞いも悪くない。
 シート表面は低反発枕のように張りがあり、面で体をしっかりと支えてくれる。
 全体的には、アメリカ車(クライスラー)というよりは、欧州車(フィアット)の匂いを、より強く感じる。


 ただし、SUV風味のルックスでありながら「スペアタイヤレス」である部分については、個人的マイナスポイント。
 なお、カタログによると、このクルマの最上級グレードである「Trailhawk」には、フルサイズのスペアタイヤが装着されている模様である。
 

 カジュアル感とワイルド感が程よくミックスされた、ジープ・レネゲード。
 ボディカラーやシートカラーの設定も幅広く、「若々しいもの」も「シックなもの」も選べる。
 そしてそれは、このクルマを購入する際に、きっと「愉しい悩み」となることであろう。
 アラフォーあるいはアラフィフの女性がこのクルマに乗っていたなら、私はもう、イチコロだ。是非、乗ってほしい。



 そして、同行の尾車氏が試乗車としてチョイスしたのは、先日発表されたばかりの「フィアット500X」。
 グレードは4WDの「Cross Plus」(税込全国メーカー希望小売価格334万8000円)だった。


 実車はかなり大きく、このクルマが「チンクエチェント」名で売られることに、若干の違和感を感じる。
 まあ、「ミニ・クロスオーバー」も、かなりデカいのだが、このクルマはそれよりもさらにデカく見える。


 アルミホイールのデザインは、クロスオーバーイレブンな感じで、なかなか良い。


 インパネ周辺は、ポップでありながらも、なにか骨太感を感じさせる。


 実はこのクルマ。私が乗せていただいた「ジープ・レネゲード」と非常に近い関係にあるとのこと。
 エンジンはレネゲードと共通の「1.4リッター 直列4気筒 マルチエア 16バルブ イ ンタークーラー付ターボエンジン」である。
 ただし、4WDであるこのモデルのトランスミッションは、「トルコン式の9速AT」が採用されている。
 それゆえか、尾車氏曰く、ブレーキには特に違和感を感じなかったとのこと。
 セースルマン氏によると、「トルコンによって前に進もうとする力が働く」ので、それが制動力と打ち消し合って、「カックンブレーキ」にならないのではないか・・・との見解であった。


 基本パーツを共有しながらも、見た目も乗り味も相当違う、この2台。
 クルマという工業製品は、やはり生き物のようで、面白い。

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オーリスに接見:「シャア専用」見学&「120T」試乗

2015年10月11日 | CARS&F1


 土曜の朝。
 新聞のチラシをチェックしていたところ、「シャア専用オーリスⅡ」の試乗車があるとの情報を入手。
 しかもそれは、私が以前から気になっていた、1.2リッター直噴ターボエンジンを積む「120T」とのこと。
 私はあわてふためいて、尾車氏とともに「ネッツ道都北26条店」へと向かった。

  
 そして、9時45分に、そこに到着。
 店内には、レッドマイカメタリックのカラーを纏う、そのクルマが、おごそかに鎮座ましましていた。


 実のところ、私は「ガンダム」には、あまり詳しくない。
 興味があるのは、このクルマの積む、「1.2リッター直噴ターボエンジン」のフィールである。
 そこで試乗を申し込んだところ・・・
 な、なんと。チラシに書かれていた「試乗車あります!!」は「展示車あります!!」の誤植だった模様。
 とどのつまり、このお店には、オーリスの試乗車は用意されていなかったのだ・・・!
 

 インテリアにも散りばめられた、「専用架装装備」の数々。
 車両本体価格372万0110円(税込)の、このクルマ。
 果たして、どんな人が買うのだろう?
 ガンダム好きで知られる落合博満氏は、コレを購入するのだろうか・・・



 そして、再調査の結果。
 オーリス120Tの試乗車は、「ネッツトヨタ道都中央店」に存在することが判明。
 ブラックマイカのカラーを纏う、そのクルマ。
 トランスミッションはCVTで、税込車両本体価格は260万0837円と、VWゴルフの「TSI Trendline」あたりに近いお値段である。
 とはいえ、「ガンダム仕様」よりは、100万円以上、安い。


 ブラック基調のインテリアは、本革巻のステアリング&シフトノブをフィーチャーし、なかなかスポーティ。
 ブルーの自発光メーターも、高級感の演出に一役買っている。
 ただし、やけに赤味の強い「木目調パネル」については、ひょっとしたら、無い方がイイかもしれない(^^;

 116PSを紡ぎだす直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジンは、それなりの唸り声を挙げつつも、痛痒なく大人3名乗車のこのクルマを走らせる。
 CVTも滑り感少なく、違和感のないドライバビリティ。
 ステアリングのフィールもシャキッとして曖昧さはなく、イイ意味でトヨタらしくない、好感の持てるクルマである。


 カタログ上のJC08モード燃費は19.4km/Lの、このクルマ。
 エンジンを回して走ったせいか、約10分間の試乗タイムで、その間の平均燃費は7.2km/Lであった。
 まあ、燃費については、所有してみないと本当のところは分からないであろう。
 

 ともあれ。オーリスの「120T」は、期待に違わず、なかなか良いクルマだった。
 だが、気になるのは、このクルマの「RS」の存在。
 「RS」は6MTを搭載する上に、「120T」よりも120,960円安いのだ。
 となると、私としては・・・やはり「RS」を選びたくなってしまうであろう。ご、御免。


 蛇足ながら。スペアタイヤは税込10,800円のメーカーオプションである。
 それをしっかりとカタログに明記している部分に、私はトヨタの良心を感じる。ありがとう。

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ハウス ぱすた屋 ミートソース

2015年10月10日 | モノローグ


 単身赴任地宅より持ち帰ってきたレトルト食品の数々の中から、ハウスの「ぱすた屋 ミートソース」をチョイスし、その日のランチとした。
 ちょっと前までは、「ミートソース1人分」の製品はほとんど見かけることはなく、たいてい「2~3人分」単位でしか売られていなかった。
 だがしかし。単身世帯が増えつつある世相を反映してか、最近は「ミートソース1人分」の製品を、わりと入手しやすくなったと思う。


 「牛ひき肉とローストオニオンをじっくり煮込んだ、トマト風味の濃厚でコクのあるミートソースです。」というキャッチコピーの、この製品。


 レトルトだと思って油断していたところ、賞味期限から1ヶ月以上を経過してしまっていた(^_^;)
 なので、自己責任のもと、いただいた。


 パルメザンチーズとタバスコを、「これでもか!」とばかりにぶっかけるのが、ミートソースを食す時の私の流儀。
 太陽を感じさせるトマトソースの甘さに、ローストオニオンとガーリックペーストが、コクと刺激をプラス。
 しっかりと粒立っている牛ひき肉も、満足いく食感だ。
 ゼヒ、また買おう。

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私が愛したクルマたち(19) スバル・レガシィ ツーリングワゴン(BF系)

2015年10月09日 | カタログ倉庫

 かつて私は、スバルのクルマが大嫌いだった。
 当時のレオーネにしろ、アルシオーネにしろ、妙に腰高でヤボったく、カッコ悪く見えたからだ。

 だがしかし、1989年。奇しくもそれは、私が運転免許を取った年。
 そんな私の考えを一変させる、カッコいいスバル車が、登場したのだった。


 それは、初代レガシィ ツーリングワゴン
 そしてこれは、私が生まれて初めて入手した「スバル車のカタログ」である。




 ボディの上半身をぐるりと取り囲む、美しいグラスエリア。
 ブリスターフェンダーがスーッとのびやかな、その下半身。
 なにか「今までのクルマとは違った使い方」を夢想させる、ルーフレール&ラゲッジルーム。

 それ以前からスバルは「レオーネ ツーリングワゴン」を販売しており、今考えるとあのクルマも、実はなかなかカッコ良かったかもしれない。
 だがレオーネは、レガシィのような「上質で孤高なイメージ」は、持っていなかった。


 テールエンドを引き締める、リアガーニッシュ。
 「レガシィ ツーリングワゴン」は、明らかに「商用バン」とはまったく違う、都会的なオーラを発散していた。


 スバルは、頑なに使い続けてきた「水平対向BOXERエンジン」を、この時に大きく刷新。
 私のBPレガシィにも積まれている「EJ型エンジン」の登場である。


 4WDシステムを、グレードごとに使い分けるのが、スバルの高コストでマニアックな企業体質。
 AT車には「電子制御アクティブトルクスプリット4WD」。
 MT車は基本的に「ビスカスLSD付センターデフ方式フルタイム4WD」で、走りのグレード「GT」には、リヤ・ビスカスLSDが追加装着される。
 廉価版「MiのMT車」はレガシィシリーズの中で唯一の「パートタイム4WD 」となり、「プッシュボタン式セレクティブ4WD」が使われている。


 レガシィ伝統の、4連メーター。
 だがしかしよく見ると、私のBPレガシィとは、速度計・燃料計・タコメーター・水温計の配置が、左右逆になっていることに、今回初めて気づいた。
 「MOMO製本革巻ステアリングホイール」は、「GT」グレードのみの装備品である。




 本革シートについては、「GTのAT車」にメーカーオプションで設定。


 充実の、装備品。
 「リモコンドアロック」や「タイマー付パワーウインドゥ」等はもとより、「ドアハンドルのフック回数でキーを持っていなくてもドアロック解除」ができる「暗証コード式キーレスエントリー」も採用。
 また、車速が15km/hになると自動的にドアロックする「車速感応型集中ドアロック」が「GT」と「VZ」に装備されていたようだが、これは「要らぬおせっかい」なアイテムだと、私は思う。


 引き出し式の「カップホルダー」は、今でこそよく見かける装備だが、この当時ではなかなか画期的だった。
 ダブルフォールディングで完全フラットになる、広大なラゲッジルームも、まさにツーリングワゴンの真骨頂。
 取り外したリヤのヘッドレストは所定の位置に差し込むことができ、これが車中泊の際には枕として機能するという。
 また、「巻き取り式トノカバー」や「サブトランク」といったアイテムが、日常での使い勝手をさらに高めてくれる。





 そして、オーディオ・シートカバー・アルミホイール等、オプションの数々。
 この当時は「ハイマウントストップランプ」が、なんとオプションだった模様。


 余談ですが、「派手なイルミネーションのイコライザー」っていうのも、最近見なくなりましたなぁ・・・
 「ブレーキランプ連動で赤くイルミネーションが光るリアスピーカー」とか、私の若かりし日には、憧れの一品だったものです(←自分からは見えないんだけどネ)。



 そして、グレード展開。
 200psを発揮する「水平対向4気筒DOHCターボエンジン」を積む「GT」は、走り&豪華装備の最上級グレード。


 「VZ」のエンジンはノンターボの「水平対向4気筒DOHC」で、快適装備等も充実。
 また、このグレードには「ハイトコントロール付電子制御エアサスペンション」の装着車が設定されていた。


 「TZ」は、「VZ」からパワーシート等の装備を省いたグレードである。


 「Ti」以下のグレードは、1.8Lの「水平対向4気筒SOHCエンジン」を搭載。
 装備品の内容は、おおむね「TZ」に準ずる。


 「Mi」は、いわゆるひとつの廉価版。
 フルホイールカバー・カセットデッキ・パワーウインドゥ・集中ドアロック・分割可倒式リヤシート・カーゴルームランプ・トノカバー・リヤスタビライザー・・・等が省略される。
 このグレードの5MT車が「パートタイム4WD」に格下げされているのは、前述のとおりである。



 主要諸元。
 全グレードで4ATと5MTが選べたのは、現代と大きく異なる部分でありましょう。
 そしてどうやら、当時のスバル車は、燃費はあまり芳しくなかったようである。
 「GT」(4AT)のカタログ上の10モード燃費は、8.0km/L。
 最良である「Ti」及び「Mi」(共に5MT)のそれは、12.2km/Lであった。


 1.8Ti(5MT)の全長×全幅×全高は4600mm×1690mm×1470mmで、車両重量は1240kg。
 ちなみに私のBPレガシィ2.0i(5MT)のそれは、4680mm×1730mm×1470mmで、1340kgである。
 やはり、このくらいのサイズのクルマが、私にとっては最も使いやすい。
 近年のクルマは、国産車も輸入車も、大きくなりすぎだと思う。



 「LEGACY」とは、「大いなる伝承物」の意。
 あの当時。かなり経営が厳しかったスバルを救ったのは、爆発的に売れたこの初代BFレガシィだった。
 このクルマの存在が無かったら、BPレガシィもおそらく無かっただろうし、私がスバル車のオーナーになることも、無かったかもしれない。
 だからこそ、今。
 私は、BFレガシィの開発陣に、心より、感謝の意を捧げたい。

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「芳蘭」の「醤油ラーメン」

2015年10月08日 | 麺’s倶楽部

 プチ同窓会の仕上げには、やはり、ラーメンをいただきたい。
 かねてから行きたかった「いそのかづお」を私が提案し、みなさんから快諾を受け、そこへと向かった。
 だがしかし・・・


 な、なんと。日曜日は、定休日だった・・・(涙)
 嗚呼。数年前から喰いたくてたまらないのに、なかなかいただくことができない、「いそのかづお」のラーメン。
 今年の年末あたりには、何とか食してみたいものだ。ううっ。



 悲しみにくれながらも、どーしても気分はラーメンだった。
 なので、心理的代償行動が働き、すぐ近くにあった「ラーメン芳蘭」に潜入。


 23時33分に入店。
 私のチョイスは、メニュートップにある「醤油ラーメン」(750円)とした。


 23時38分。
 シンプルな顔立ちのそのラーメンが、目前に!


 鮮やかなイエローの西山の麺は、「典型的な札幌ラーメンの麺」。
 ぷりっとしっかりなこの麺の質感が、私のDNAに響くのだ。
 一見シンプルな醤油スープだが、ニンニクは意外にしっかり。
 それらを絡みつけたこの麺をずずっと啜るひとときは、至福の瞬間だ。
 

 チャーシューは大きさも噛みごたえも、トラディショナルなタイプ。
 現代流行の「とろチャーシュー」とは一線を画し、肉好きな方にはモノ足りなく感じるかもしれない。
 とはいえ、このラーメンには、とても良く似合っている。
 

 23時49分。しっかりと完食。
 いそのかづおを喰い逃した私のココロの隙間を埋めてくれる、ウマいラーメンだった。

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日曜夜のプチ同窓会

2015年10月07日 | グルメ&観光


 日曜の夜、プチ同窓会が、急遽開催された。
 19時23分。D氏・尾車氏・私の3名は、「やきとりの一平」に、なだれこむ。
 

 いつものように、生ジョッキ乾杯で、開宴。
 お通しの「ゴボウ&肉煮込み」は、なかなか美味であった。



 「豚精肉」はタレで、薬味は洋がらし。
 これが、いわゆるひとつの「室蘭やきとり」と、いえましょう。


 「カシラ」は塩のみの提供。
 薬味の味噌が、これまた第一次長嶋巨人時代の河埜のような、見逃せないバイプレイヤー。


 コリッとした食感が嬉しい「砂肝」も、塩でいただくのがコモンセンスである。



 「ビールに枝豆」は、偉大なる定番。



 「たこから揚げ」は、むにゅっとウマい。



 仕上げは、「鳥タタキ」。
 数年前までは、表面を炙っていない「とりさし」を提供してくれるお店もあったのだが、近年は規制強化で「肉の生食」はなかなか困難になってしまった。
 とはいえ、この「鳥タタキ」も、しっとりとした噛みごたえが極上であった(^^)
 そんなこんなで、約90分で、1次会は終了。



 そして20時52分。2次会からは、オホーツクより来札のしいなさんが合流。
 会場は尾車氏チョイスの「ながれ Nagare すすきの駅前店」。
 「流」と書いて、「ながれ」と読む。
 「流行」と書いて、「ながれ」と読んだ俳優氏を、私はしみじみ思いだしてしまった。


 尾車氏はしっかりと、「Private個室空間」をキープしてくれていた。
 ここでも、やはり、最初はビールで乾杯!
 

 おふくろの味「だし巻き玉子」。


 「ポテトフライ」に・・・


 「フランク&ポテトの鉄板焼き」!
 ここで、ポテトフライがカブってしまったのが、やや誤算ではあった(^_^;)



 こだわりの新鮮野菜をオリジナルバーニャソースでいただく、「彩り野菜のバーニャカウダ」。



 続いて、「海老とアボカドのタルタル」!
 


 そして「鮮魚のカルパッチョ」で、この2次会は大団円を迎えた。
 1次会とはうって変わって、まるで女子会のような、この2次会の料理達。
 いやあ、楽しいひとときでした♪

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ノースヒルの1,000円ステーキ

2015年10月06日 | グルメ&観光


 外勤したその日は、「ノースヒル」でランチとすることに。
 狙い目はもちろん、黄色い看板に掲げられている「1,000円ステーキ」。


 入店し5分後。まずは、前菜の「サラダ」が供された。
 ドレッシングは、いわゆるひとつの「アイランド系」。
 真っ赤な「小エビ」は、彩と味のアクセントである。


 その4分後、「ライス」が登場。


 さらに2分後には、メインディッシュの「牛カットステーキ」が!
 鉄板がジュージューと音を立てているのが、皆様に、伝わるだろうか?


 じんわり柔らかいお肉を、もみじおろし&辛子が薬味のタレでいただく、おひとりさま豪華ランチ。
 ゆるやかに流れる、ランチタイム。たまには、こんな贅沢も、イイだろう。


 食後のコーヒーも付いて、〆て税込1,080円!
 CP高き昼食で、午後からの仕事も頑張れたのは・・・・も、もちろんである。

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日清の太麺焼そば

2015年10月05日 | 麺’s倶楽部



 その日のおうちランチは、「日清の太麺焼そば」。
 「スパイス香る屋台風ソース」のコピーにTKOされて、コープさっぽろで妻に購入してもらったモノである。


 お味の決め手は、あと掛けの「からしマヨネーズ」。
 私の大好きな「明星の一平ちゃん」と、同様のコンセプトと言えましょう。


 格子状にマヨネーズを放射したかったのだが、若干雑になってしまい、ここは大きく反省したい。


 まあ、それはそれとして。しっかりと混ぜ混ぜして、いただいてみる。
 もっちりとした麺に、ピリ辛ソースとマヨネーズがフュージョンし、どっしりとした旨さのジャムセッションを奏でる。
 個人的な嗜好からいけば、ソースはもっと辛くてもイイかと思うのだが、老若男女にくまなく愛されるためには、この辺が落としどころなのだろう。
 極めて満足のランチ。ごっつあんでした(^^)

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「めんぞう屯田店」の「屯田味噌ラーメンwith豚角煮」

2015年10月04日 | 麺’s倶楽部

 人間ドック健診の帰り道。
 バリウムでお腹はたっぷんたっぷんしていたものの、前日19時以降、断食していた私。
 胃袋に、ちゃんとした食べ物を送り込みたくなるのが、人情というモノであろう。


 そこで向かったのが、「めんぞう屯田店」。
 ちなみに、このお店の「ボス」は、スバル・レヴォーグのオーナーである。

 
 オーダーは、大好きな「屯田味噌ラーメン」。
 挽肉は入っているが、デフォルトではチャーシューレスの、このラーメン。
 とはいえ、税込650円の価格は、今どきの札幌市内ではリーズナブルだと、断言できましょう。


 前日からの絶食で肉に飢えていた私は、「豚角煮」(200円)を追加でトッピング。


 注文から6分後。それはご覧の迫力で、目前に供された(^^)


 鮮やかなイエローに輝くその麺は、ぷりっぷりで、ぴっちぴち!
 温度がしっかりと熱いのも、見逃せないチャームポイントだ。


 野菜の甘みが溶け合った、モルトの旨さの味噌スープ。
 飲み飽きしないまろやかさが、これまた素晴らしいのだ。


 肉厚な「豚角煮」は、ほろりと崩れる旨さ!


 ふくよかな食感の、メンマ。


 甘みをたたえる野菜たちと、その隙間を埋めるように佇む挽肉。
 まろやかスープに華を添える、バイプレイヤー達である。


 スープに沈殿した挽肉をあますことなくいただくため、スープまで完飲。
 幸福感と満足感が、バリウムをかき分けて、胃壁へと侵透する。
 んまかった。ごっつあんでした!

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愛されすぎた「バナナさん」

2015年10月03日 | チャロ君&くまちゃん


 チャロ君に誕生日プレゼントとして、渡した「バナナさん」。
 だがしかし。チャロ君は、バナナさんを、激しく愛しすぎたようだ。
 その日の夜には、バナナさんは頭が破け、芯が飛び出して、ご覧のような惨状に・・・(^_^;)
 あまりにも短かった、バナナさんの一生。合掌せずには、いられない(涙)


 バナナさんの亡骸を、大事そうに持ち運ぶ、彼。
 今回も数時間しか持たなかった、犬用おもちゃ。
 もう少し耐久性があるといいのだが・・・ううっ。

コメント (6)
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チャロ君トリミング&7歳誕生日

2015年10月02日 | チャロ君&くまちゃん




 9月27日。トリミングでスッキリして、ゴキゲンのチャロ君。
 迷彩色のバンダナも、良く似合っている(^^)



 そしてめでたく!
 本日10月2日は、彼の7回目の誕生日


 誕生日プレゼントは、この「バナナさん」。


 例によって、夢中でかみかみ。
 この「バナナさん」に家人が手を触れると、奪われるのを警戒して、本気で唸る彼(苦笑)
 なんだか、ホントにバナナを喰っているみたいに見えるのが、スゴい。
 Happy Birthday!チャロ君♪



コメント (4)
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チャロ君写真館 ’08.12.1~’10.11.28

チャロ君写真館 ’10.12.18~’11.12.24

チャロ君写真館 ’12.01.01~’12.12.24

チャロ君写真館 ’13.01.01~’13.12.29

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Waterlogueチャロ君

チャロ君写真館 ’16.01.01~’16.06.25

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チャロ君写真館 ’17.01.01~’17.12.21

チャロ君写真館 2018

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チャロ君写真館 ’19.09.22~’19.12.31

チャロ君写真館 ’20.01.01~’20.04.27

チャロ君写真館 ’20.05.01~’20.08.26

チャロ君写真館 ’20.09.02~’20.12.31

チャロ君写真館 ’21.01.02~’21.07.21

チャロ君写真館 ’21.09.02~’21.12.31

チャロ君写真館 ’22.01.01~’22.04.30