毎年恒例の「ふくふくクラブ会合」。2003年の初開催以来、早いもので今回が11回目である。
会場は、「ふくの家たなか」。参加者10名は、月1,000円×11ヶ月+ボーナス加算2,000円=13,000円の積立金を使い切るために、ココに集結した。
18時に開宴。いつものように「活ふぐのフルコース」(7,290円)を基本に、お酒や単品を追加するパターンである。
まずは、生ビールで乾杯。お通し代わりの「煮凍り」をついばむ。
18時12分。大御所の「活ふぐ刺し」が、早くも登場!
大人数でも公平に味わえるよう、区画割りされているお皿の模様が素晴らしい。
これにより、事前に領有権を、テーブル内で詳細に協議することができる。
無用な争いをせずに、ゆったりした気分で、この極上の刺身をいただけるのだ。
個人的には、フグ料理の中で、この「活ふぐ刺し」が最も好きだなぁ!
その身のツルツル感というか、シコシコ感というか、コリコリ感というか・・・もうタマらんっす。
そこに絡まるポン酢・もみじおろし・万能ねぎ!
それらの薬味は三味一体となり、私の口中を改革する。
「皮湯引き」は、コラーゲンと幸せをお口に運ぶエンジェル。
「活から揚げ」。衣はサクッで、身は魚とは思えない、鶏のような弾力感を持つ。
それでいて、ギトギトした脂っぽさは皆無。
そのナチュラルな味わいは、まさに「プレミアムでヘルシーなケンタッキー」である。
18時50分。ビールが空いたところで、「ひれ酒」が登場。
その芳しいかほりといったら!日本酒が苦手な方でも、魔法にかかったようにグイグイ飲けてしまうであろう。
18時56分。「活てっちり」が、早くも登場。
白い身と、赤いもみじおろしと、緑の万能ネギ。
それらが紡ぎだす豊潤なハーモニーは、口中から食道を潤し、私の胃袋へと格納された。
19時28分。オプションの「焼き白子」(1,620円)が登場。
外側は張りがあるのだが、その中身はとろりとクリーミィ。
19時45分。てっちりの残り汁を用いた「雑炊」。
フグのエキスが濃厚に沁みだしたそれを、我々は最後の一粒まで、喰い尽くしました。
オプションその2は「白子酒」(1,480円)。
そのクリーミィ―な泡立ちと、ミルクのような甘さと、ほんの少しの酸味。
まさにこいつは「ウインナ日本酒」である。
20時29分。〆のデザートの甘味は、白子を連想させるアイスであった。
幸せな150分の宴は、これにて終了。
いやあ、ホントに、ウマかったなぁ!まさに「幸せの骨頂」状態。
そして、お会計は124,720円。積立金は10名で130,000円なので、5,280円の黒字である。
また、2月から、積み立てねば!
黒字分を使い切るべく、10名はカラオケへ。
重鎮氏が、路上に立っていた客引きを捕まえ、交渉の結果、「おひとり様2,000円で、2時間歌い放題&飲み放題・オードブル付」プランを勝ち取ってくださった。
いやあ、充実のサタデイ・ナイト・フィーバーであった。