しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

皇居東御苑 本丸

2012-08-07 07:50:43 | Weblog

                二の丸から汐見坂を上り本丸に出ました。

 

            

                    本丸の北側にあるここは天守台

               江戸城天守閣は三度建て替えられましたが、明暦の大火(1657年)で
               焼失したあとは、天守台石垣が築き直されただけで、再建されることは
               ありませんでした。

            

                    天守台前に広がる本丸大芝生

 

                  

                   天守台を瀬に右端の小道を行くと珍しい竹林があります、
                   日本や中国の竹や笹類が13種類植えられています。
                   昭和時代に献上され、皇居吹き上御苑で増えた株を
                   分けたものだそうです。

 

                  

                       竹林は緑地帯の一角です

 

            

                   石室

             以前に「えど友」の見学の時に話題になったのですが、ここは「濠の下を通り
             かなり遠くまで掘られている抜け道だった」とか、「金蔵だった」とか・・・

             大奥の近くだったことから、非常の祭、大奥用の調度など納めたと考え
             られるようですが、そのときは抜け道だったらすごいのに、なんて盛り
             あがったことを思い出しました。

 

                 

                       石室前の坂道を行くと

 

            

                  富士見多聞

               多聞とは防御を兼ねて石垣の上に設けられた長屋造りの倉庫のこと、
               この建物の向こうは蓮池濠です

 

                  

                      ひっそりとした小道でした

 

                  

                      坂を下りたところに広がっていたのは茶畑

                  

                  奥に見えるのは富士見多聞の屋根、赤く色づいているのは
                  はまなすの実

 

                       

                          近くに「松の廊下」跡があります

                赤穂浪士の討ち入りにつながったことで知られる、松の廊下です

 

                 

                      富士見櫓

                 本丸東南隅に位置する三重櫓、万治2年(1659)再建の
                 江戸城本丸の遺構として最も古く、貴重なもの。
                 濠側から見ると美しい建物です。

 

                 

                    本丸休憩所近くに何種類かの花が見られました

 

                 

                「ゴンズイ」という札が下がっていた木、赤いのは実でしょうか

 

                 

                 オニユリの向こうの石垣上は展望台、雑木林に向かうときに
                 通った白鳥濠の石垣の上にあたります、上ってみました。

 

            

                  眼下に広がるのは、二の丸雑木林

 

            

                   左のビル群は竹橋あたり

 

        

             展望台から正面、林の向こうのビルの間を電車が通過中でした
             大手町のビル右手先は東京駅です。

 

               

                     こんな景色が楽しめる展望台です

 

                  

                   本丸休憩所の前、この道の先に大奥があったようです

 

            

                    中雀門跡を曲がります

 

            

            正面の大番所を見ながら右に折れると

 

            

                 中之門跡 ここを左に曲がると二の丸に行く分かれ道に戻りました

 

            

                    「三の丸尚蔵館」 帰り道に立ち寄りました

 

                        

                            珍品の展示でした

 

            

                大手門を出ると橋の左側は大手濠

 

            

                 右側は桔梗濠です

 

                 

                濠の周りはランニングコースとして人気です、土曜の午前中は
                カラフルなウエアーのランナーで賑わっていました。

 

             この日は7月の猛暑が続いていて数日間だけ、ふた月も前に戻ったような
             気温の日だったので、曇り空でしたが、東御苑に出かけてみました。

 

                 


皇居東御苑 二の丸庭園と雑木林

2012-08-05 06:49:31 | Weblog

              小雨が降っていたのでウオーキングを諦めた土曜日の朝、7時過ぎには
                            雨も上がり、あまりに涼しい朝だったので、どこか歩こうと思いついたのが
              皇居東御苑、我が家からは30分ほどで行けるし、9時開園なので急いで
              仕度をして出かけました。
              
              

 

            

                 地下鉄大手町から歩いてすぐの大手門から入ります

 

                 

                         渡櫓門

                      

            

                   同心番所  同心の詰め所

 

            

              百人番所  長さが約50mもある長い建物、常に百人の同心が常駐

             

            

                百人番所の前を右折して二の丸庭園に向かいます

 

                 

                        雑木林に入る竹林のある道

 

           

              武蔵野の面影を残すように作られた雑木林には人影もなく

 

                

                  小さな流れのほとりに半夏生(半化粧とも)が少しだけ
                  残っていました。
                  夏至から11日目の今年の半夏生は、7月1日でした。

                  京都建仁寺の塔頭、両足院の半夏生が有名ですが
                  なかなか行く機会もなく、ここにあるのは知っていたので
                  真っ先に行ってみたらかろうじて残っていました。

 

         

            ユウガギクやオカトラノオなどかわいい花々ももう終わりに近かったです

 

                

                  小さな流れからは涼しげな音が聞こえていました

 

                

                      百日紅が咲く小道は池のほとりの道

 

   

     九代将軍家重の時代の庭園図面をもとに池泉回遊式庭園として復元された日本庭園
     

 

      二の丸池は小堀遠州作といわれる庭園の池水とほぼ同じ位置にあります。

 

                

                  雑木林内のこの道は以前、皇居の馬車の行進があり
                  道の向こうから赤い馬車が見えたときのことを思い出し
                  思わずカメラを向けました。
                  
                  あの時は大変な人出でしたが、この日は人影も少なく
                  寂しいような雑木林でした。

 

            

               反対側のこの道を行くと諏訪の茶屋 明治時代に吹上御苑に建てられ
               お休所として使われていた茶屋を移築したもの。

 

                 

                   とても大手町近くと思えないような静けさの林には

 

                 

                朝まで降っていた小雨の影響でしょうか数本咲いていた百合が
                どれも倒れそうになっていました。

 

             この二の丸雑木林が好きで時々訪れます、今では都会のオアシスですが、
             ここにも江戸時代の女性たちのいろいろなドラマがあったのでしょう。
             

                 

                  時折小雨も降った曇り空の土曜日でしたが庭園辺りには
                  ひと気も少なく、数日前の猛暑がうそのような涼しい日で
                  雑木林の散策は快適でした。

                雑木林を出てこの汐見坂を登り天守台のある本丸に向かいます。

 

                 

                 汐見坂の濠は白鳥濠です、青空ならきれいだったでしょうが
                 猛暑の中ではとても歩けません、曇り空でも涼しい日で
                 出かける気にもなったのです。

                 本丸散策は次回にします。


スカイツリー 「粋」と「雅」で ”祝”金メダル!

2012-08-01 06:23:15 | Weblog

                ロンドンオリンピックで日本勢のメダルラッシュが続いている。
                30日に今大会日本勢初の金メダルに輝いたのは柔道女子
                57㌔級 松本薫選手。

                東京スカイツリーは日本選手が金メダルに輝いたら、日替わりの
                ライトアップ「粋」と「雅」を30分ごとに点灯し、祝福したいと
                発表していました。

                連日忙しく家に閉じこもっていたので、昨夜は7時過ぎに家を出て
                スカイツリーの真下まで行きました。

 

        

              真下まで行ったのが失敗! 「雅」の紫が見えるのは浅草側でした

              急ぎ移動、吾妻橋を渡り浅草に出ました。

 

        

             吾妻橋を渡る頃には「粋」のブルーに変わっていました

 

 

        

                隅田川を行くカラフルな船と「粋」

 

        

                  屋形船との「粋」

 

          

             吾妻橋の浅草側から見えるおなじみの光景、ここで見ていました

 

        

              「雅」のライトアップを待っていると、一度消灯

 

        

                紫色の「雅」に変わりました、雅色です

 

        日替わりで点灯する「雅」と「粋」が、30分ごとに変わるのはロンドンオリンピックで
        日本選手がゴールドメダルを取った翌日(夕方5時までに取った時はその日の夜)
        昨夜浅草で偶然見かけた人はラッキーでしたね。

        オリンピックでゴールドメダリストになれるのは大変なこと、晴れの舞台で全力を
        出しきり、悔いのないようになんて言うのは容易いですが、その努力には頭が
        下がります。

        涙腺が弱い私は、もらい泣きが続くロンドンオリンピックです、日本選手の健闘を
        祈りましょう。