京都 非公開文化財特別公開の最後は相国寺の蟠龍図です。
臨済宗の大本山相国寺は京都五山第二位の名刹
「萬年山相国承天禅寺」
法堂 (はっとう)
室町三代将軍、足利義満により創建された、法堂は日本最古
天井画 蟠龍図 (ばんりゅうず)
円形内にくっきり描かれる龍は狩野光信筆、堂内で手を打つ反響音が
龍の鳴き声のように聞こえることから、「鳴き龍」として知られます。
見上げながら回ると龍の表情が変わり、つい見とれて目が回りました。
円の外に雲の絵が描かれていたそうですが、剥落し見えるの少し。
方丈庭園
庫裏 香積院 1807年創建の美しい切妻造
鳴き龍を楽しんで相国寺を出たら「雲龍」でおなじみの
和菓子店の前に出ました。
京菓子資料館を見学してお茶をいただくことにします
龍の続きは京菓子雲龍です
龍は想像上の動物ですが、人々に身近な存在でした。
古来より米作りに大切な雨をもたらす水神として民間
信仰されてきました。
また仏法の守護神として寺院の障壁画や仏具などに
その力強い姿を見ることができます。
辰年の今年、妙心寺、建仁寺、相国寺の”龍”を
見学できました。
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