「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

拝啓、お元気でしょうか。

2010年06月16日 | 対馬産の蘭

今日、明日、明後日には

雨が降るらしい対馬です。

矮鷄の定義としては、

葉が短く、

新芽が出来上がるまでに

丸二年を要すると言われます。

種類としては、

厚葉、薄葉、照り葉、柚葉、羅紗葉、立ち葉、

それに加え、曙斑、覆輪斑、

チョイ縞斑が知られています。

厚葉羅紗矮鷄中透け斑が現れた日には

大騒ぎでしょうね。

Img_0041

この葵龍は、

厚葉羅紗矮鷄で、

四国産の達磨と同じく

大型で中垂れに決まる品種です。

矮鷄でありながら

大型になる品種と言うのは

定義から外れるので貴重らしいです。

目立ちませんけどね。

去年の新芽が二年目の成長を始めました。

地味で大騒ぎする品種ではないですが、

しみじみと見入ってしまう対馬産の一品です。

コメント
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