雲一つない秋の空
『ケタ ケタ ヒン ヒン』
はるばると 海を渡って 何千里
今年もジョウビタキが
やって来た 朝に
“さぁー 今日も始めるか”
腰に付けた 命綱
松の木の枝に 結んで
『チョキチョキチョッキン』 剪定開始

落ちたら 一大事
思わず知らず
足を踏ん張り 肩には力
その内 体も強張って
“もう 限界” 今日の(も?)仕事は 2時間で終了
地上に降りて お茶飲んでいると
『タッ タッ タッ タッ』 バイクで通りかかった
近所の先輩 忠さんが
『ありゃ さっき始めた 思うたら もう止めたんか?』
「えろうて(しんどうて)なぁ 落ちんうちに止めた」
『そりゃ 正解じゃ 爺さん なんじゃけぇ』
「そうよなぁ
時間はなんぼでも有るんじゃけぇ
無理して せんていいよなぁ」
『ケタ ケタ ヒン ヒン』
はるばると 海を渡って 何千里
今年もジョウビタキが
やって来た 朝に

“さぁー 今日も始めるか”
腰に付けた 命綱
松の木の枝に 結んで
『チョキチョキチョッキン』 剪定開始

落ちたら 一大事
思わず知らず
足を踏ん張り 肩には力
その内 体も強張って
“もう 限界” 今日の(も?)仕事は 2時間で終了
地上に降りて お茶飲んでいると
『タッ タッ タッ タッ』 バイクで通りかかった
近所の先輩 忠さんが
『ありゃ さっき始めた 思うたら もう止めたんか?』
「えろうて(しんどうて)なぁ 落ちんうちに止めた」
『そりゃ 正解じゃ 爺さん なんじゃけぇ』
「そうよなぁ
時間はなんぼでも有るんじゃけぇ
無理して せんていいよなぁ」