南相馬市から４月６日土朝

『死の淵を見た男』

読み終わりました。あの時の原発の真実がよくわかったような気がします。テレビなどでドラマ化して放映していましたが、あれだけではわからなかった個人、個人の真実の声が。災害や事故は残念な事ですが、起こってしまったことに対してどう危機を乗り越えられるのか？対処できるかが大事な事ですが、技術屋ということだけではない人としての責任感や自分の役目をいかに多くの人たちが普段から自覚できていたからこそあの時の危機を救ってのでしょう。日本を救ってくれた人たちの真実です。すごい本ですよ、最後は泣けてしまいました。
吉田昌朗前所長さんの回復を祈らずにはいられません。