南相馬市から７月５日夜

『除染作業』

いよいよ、除染作業が本格化してくるようです。サイヤの近くに清水建設の事務所が出来ました。元のツタヤ跡の店舗にです。南相馬市中に除染作業の会社の事務所や仮設住宅がボンボン出来ています。清水建設は鹿島区の山の方の除染作業の入札を取ったそうです。ここ２年ほどで除染作業を終わらせるようですが、そうなるとそれ以後はいなくなると言う事ですね。たくさんの作業員の宿舎のまかないも大手では他からきて仕事してしまうので地元には関係ないようです。さすがにこうした事を市の方に陳情した方もいて、一様は地元を使うとの返事のようですが、どうなりますか。
最近、事業主の方たちが話していることは、東電からの賠償金をもらっても電気量、ガソリン、人件費を経費は上がるばかりで、持ち出しになっていると、そして売り上げが戻らない中、また、後数年で除染や復興景気も落ち着くと更に苦しい局面が来るのではないかと危惧しています。その頃には商売をやめると言う方もいます。一時の災害ユートピアが終わりを迎えようとしているのかも、悪いことも良いことも続きはしませんが、今後どうなるかまだ誰にもわかりません、分かっていることは極度の人手不足と言う事です。