故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.204 「南京大屠殺遇難同胞紀念館」のお話。

2014年07月23日 | 日記

この日2番目の見学先は 「南京大遇難同胞紀念館」。私達が「紀念館」の入口付近に到着すると7列~8列に並んだ参観者が80m~90mの長い列を作っていた。さらに次から次へと観光バスから降りてきた参観者が集まってきた。私達はガイドさんの特別なはからいで優先的に脇のコースから入場させてもらった。

 

入場無料の「紀念館」の中では写真パネル、遺骨、日本の新聞などの資料、元日本兵の証言ビデオなどにより、当時の生々しい惨状を伝えていた。ここでも中国国旗を持った子供の手を引いた家族連れを始め、小・中・高校生などの若者、そして中高年など幅広い年代層がカメラを片手に熱心に見学されていた。

 

南京を語るには、この「紀念館」を訪れない訳にはいかない。元日本兵が罪のない一般市民を大量に殺害した写真や土中から露出した無数の人骨などを直接目にすることができた。また、新潟県上越市立針小学校から送られた平和を祈る「千羽鶴」も展示されていた。私も「平和の塔」に向かって犠牲者のご冥福と世界平和を祈って黙祷を捧げてきた。

 

『 戦争を遠ざけ、平和を愛し、調和のある世界を作るために奮闘しよう! 』と書かれた「紀念館」の最後の展示パネルの≪結び≫の言葉が強く印象に残った。「記念館」の出口では平和の象徴である「白い鳩」が羽を休めていた。 

 

《南京大屠杀遇难同胞纪念馆》  

 

这天,我们参观的第二个地方是南京大屠杀遇难同胞纪念馆。我们到达纪念馆入口附近的时候,就已经有7到8行的参观者排了80米至90米长的队了。并且还有许多陆陆续续从观光旅游车下来/集合的参观者。多亏了导游的特殊安排,我们得以优先从旁边的路线进入到馆内。  

 

纪念馆免费入场,里边用照片、遗骨、日本的报纸等资料以及原日本士兵的证词录像, 向我们展示了当时悲惨的场面。在这里,有{拿着中国国旗的}孩子和父母,以及小学、初中和高中的学生,还有一些中老年人,男女老幼,很多人都一只手拿着相机,认真地参观。  

 

提起南京,就不得不参观这座纪念馆。我亲眼看到了原日本士兵杀害大量无辜市民的照片和无数{露出地面的}人骨。馆内还展示了新潟县上越市立针小学校赠送的{象征和平的}“千只纸鹤”。我也向着“和平之碑”为死者祈求冥福并默哀,祈祷世界和平。  

 

写有“远离战争,珍爱和平,为建立和平的世界而奋斗”的馆内最后的宣传栏结束语,给我的印象特别深刻。在纪念馆出口,象征和平的白色鸽子们在地面休息。 

  

「紀念館」の入口付近に到着すると参観者が80m~90mの長い列を作っていた。

殺された自分の子供を抱きかかえる母親の像。

紀念館に入っても延々と続く見学者の列。

「紀念館」の最後の展示パネルの≪結び≫の言葉が強く印象に残った。

新潟県上越市立針小学校から送られた平和を祈る「千羽鶴」も展示されていた。

「平和の塔」に向かって犠牲者のご冥福と世界平和を祈って黙祷を捧げてきた。

「紀念館」の出口では平和の象徴である「白い鳩」が羽を休めていた。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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