故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.203 「宝船廠遺跡公園」のお話。

2014年07月22日 | 日記

朝食後、私達は午前8時30分にホテルを出発し、今日最初の見学場所である「宝船廠遺跡公園」に到着した。ここは入場料20元(日本円で約320円)で見学することができる。日曜日のため、既に多くの市民が公園で「社交ダンス」「太極拳」「トランプ」「将棋」などを楽しんでいた。

 

ここは明の時代(西暦1368年~1644年)の造船所の跡地であり、ここで建造された木製の大型船が外国との交易のため「東南アジア諸国」「インド」「サウジアラビア」そして遠くは「アフリカ諸国」まで航海していた。計7回にわたる大航海の指揮をとった「鄭和」の像の説明看板などが中国語、英語のほか日本語でも書かれてあった。

 

私達は公園の池に浮かんでいる巨大な木造船に乗り込んで、ゆっくりと時間をかけて見学した。明の時代に世界を航海することができた当時の高い造船技術に私は驚いた。公園の中には子供連れの家族を始め、中高年の男女がそれぞれ思い思いに好きな踊りなどを楽しんでおり、平和な南京市民の生活の一部を垣間見ることができた。

 

 最初の見学場所である「宝船廠遺跡公園」の入口。

国家AAA級の三ツ星公園である「宝船廠遺跡公園」。

看板には日本語の説明もある。

多くの市民が公園で「社交ダンス」「太極拳」「トランプ」「将棋」などを楽しんでいた。

トランプを楽しむグループ。

踊りを楽しむグループ。

木造船の上から見た南京市内の高層ビル。

ここでもダンスを楽しむグループがあった。

鳥の声を楽しむ人々の姿も見られた。

木々に「鳥かご」がぶら下がっている。

ダンスを楽しむ人々。

将棋を楽しむ人々。

 

 

 

 

 

 

 

 



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