故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.95 「磨き屋一番館」見学のお話。

2014年04月05日 | 日記

私は中国・黒龍江大学、ハルビン医科大学、ジャムス大学の学生たちを燕市にある「磨き屋一番館」へ案内した。この施設は大きく次の3つの事業を実施している。(1)技能研修事業 (2)開業支援事業 (3)体験学習指導事業。ここには「にいがた県央マイスター」と呼ばれる研磨技術に卓越した指導員が技能・技術などを教えている。

 

この燕地区には約700社、約15.000人の製造業従事者がおり、年々高齢化するとともに減少してきている。このため燕市特有の基盤技術である金属研磨技術を次世代に継承していくことを目的にプロの「磨き屋」を育成している施設がこの「磨き屋一番館」である。

 

黒龍江省から来た学生たちは5人の金属研磨技術研修生が研磨機に向かって集中して技能・技術の習得に取り組む姿やジェット機の翼を磨く部屋などを熱心に見学した。私は磨きの技術が集積された人気の≪ぐい呑み≫(24金仕上げ)を学生たちに新潟県の土産品として贈呈させていただいた。

 

学生たちは内側がまばゆいばかりの金色に輝く≪ぐい呑み≫を興味深そうに手に取って眺めていた。私たちの突然の訪問にもかかわらず、ご多忙の中、熱心に研磨技術の概要を学生たちにご説明いただいた「磨き屋一番館」の県央マイスターの高橋千春さんを始め、関係者の皆様に感謝申し上げたい。

 

学生たちを燕市にある「磨き屋一番館」に案内した。

(1)技能研修事業 (2)開業支援事業 (3)体験学習指導事業について説明を受けた。

学生たちにプレゼントした「ぐい呑み」。

ぐい呑み(24金仕上げ)  2個セット(桐箱入り) 

ジェット機の翼を研磨している部屋。

開業を支援するための部屋。

 

 

 

 

 

 

 



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