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車中泊・長野県(善光寺)編その2

2009年06月09日 | travel

↑信州善光寺・前立本尊

前立本尊です。御本尊である一光三尊阿弥陀如来の分身仏とのことです。これに触
れるだけで一切の功徳を得られるそうです。
インドから中国そして朝鮮半島・百済(くだら)を経由して日本に伝来した仏像で
あり、それは仏教伝来と同一であると御寺HPには記載されています。

仏教伝来時の紛争(以前からの八百万の神々を信仰する物部氏と渡来系である蘇我
氏+聖徳太子との対決)。そして護国寺による日本全国への仏教伝播。時はくだり、
明治初期の廃仏毀釈による神と仏の分離。これらの時代を、見守られてきた御本尊
ということになりますね。こういったことに思いを馳せると、秘仏たる所以も分か
るような気がしますね。

そうそう後日でしたが公共放送にて朝鮮半島と日本との関係(新羅・百済・伽耶・
日本(律令時代))を放送していました。伽耶は日本の出先機関だったのか? 日
本に代表される前方後円墳が朝鮮半島南部で見つかったことなど。これらの時代に
善光寺御本尊がもたらされたんですよね。近い将来にこれらのことが解明され卑弥
呼と呼ばれている人物のお墓も明らかになるかもしれません。


↑信州善光寺・本堂内陣への参拝待ちの列

下陣へはそのまま入れるのですが、別チケットにて内陣まで入り内々陣に安置され
ている御本尊を垣間見ようとされる方々の列です。ということで、わたくしもその
列に。小一時間ほど参拝するまでかかってしまいましたけどね。


↑信州善光寺・小林一茶の奉納句

『春風や牛に引かれて善光寺 開帳に逢ふや雀も親子連れ』

残念ながら、わたくしは親子連れでもなく狼でしたけど(笑)江戸時代の俳人・小
林一茶は、長野県信濃町出と書かれています。


↑信州善光寺・本堂側面


↑信州善光寺・本堂側よりの山門


↑信州善光寺・本堂側よりの山門


↑信州善光寺・本堂


↑信州善光寺・本堂


↑信州善光寺・本堂側よりの山門と回向柱

こうして内陣にて参拝してまいりました。
信州善光寺 内陣


入って直ぐの地蔵菩薩。六道にて我々衆生を導くとされる菩薩像です。参拝者によ
って思い思いの箇所を触っていきますので菩薩のお腹や頭、膝などが磨耗していま
したね。そして正面左にある瑠璃壇に安置されている御本尊。と手前の不滅の常燈
明。内陣上部に描かれている二十五菩薩・百観音。個人的に神秘性と芸術性を感じ
られる空間となりました。


↑信州善光寺・大勧進


↑信州善光寺・大勧進


↑信州善光寺・大勧進

大勧進の住職は、善光寺住職も兼ねるそうです。明治・大正・昭和天皇が駐泊され
た奥書院もあるとのこと。こちらにて御朱印をいただいたのですが、3種もの御朱
印のためか小一時間程費やしてしまいました。


↑信州善光寺・境内


↑信州善光寺・境内


↑信州善光寺・六地蔵

こうして信州善光寺境内を後にしました。

皆さんは御覧になられましたか。



gaku

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