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住宅ローンと銀行について

2006年10月22日 | jam free blog
『住宅ローン』て聞いて、なにを連想されますか?
憧れですか?人生最大の買い物ですか?
中には実際に、住宅ローンを組まれている方もおられますよね。


『住宅ローン』がいかに金融機関において金の卵かということをお話したいと思います。


マンションやマイホームの広告がポストに投函されると思いますが、ファイナンス面からちょっと考察

①物件:分譲マンション
    3LDK・2190万円より
    月々61,565円
    自己資金0円・ボーナス返済なし

    203号室・販売価格2190万円を
    自己資金0万円・提携ローン借入金額2190万円で購入の場合
    返済期間35年(元利均等)
    ボーナス返済なし
    金利0.975%(変動)



良くある広告の一面だと思います。
これだったら僕でも買えそうです。月々の賃貸金額とさほど変わりません。
しかも今よりも広いうえに新築なのですから。


提携ローン借入金額2190万円・返済期間35年(元利均等)・金利0.975%
(変動)
⇒返済総額25,857,300円
利息分  3,957,300円


金融広報委員会
http://www.saveinfo.or.jp/

でのツールで計算すると上記になります。
※計算の都合上金利0.975%(固定)での結果


2190万円借りて約400万円分の利息を上乗せして返済しないといけなくなります。
銀行側にしてみれば単純に18.26%の利益(400万円/2190万円)になります
まあ35年という期間なので年率0.52%程の数字ですが。


でも18%の利益て凄い数字ですよね。
普通預金金利で年0.1%=3.5%(35年間)ぐらいですから。
わたくしも銀行になりたいものです。


穿った見方をすれば、マイホームを手に入れる
(実際には、35年返済後に本当の意味でのマイホームになる。
 それまでは提携先の抵当=提携先の物)
代わりに、金融機関に対して儲けさせているということになります。


これだけ見ても住宅ローン販売に熱を入れる金融機関の姿が目に浮かびそうです。


金融機関を儲けさせたくないという方は、
①全額キャッシュで購入
②繰上げ返済を実施し、利息分の金額を減らす
などが考えられます。
ですが、私も含めてほとんどの方は、ローンを組まれるでしょうから②ということでしょうか。


皆さんも良くよくお考えを。
マイホームという夢?のために。


わたくしは、マイホームではなくマイドリームのために利用させていただくことになると思います。
良く言われるように、不動産が一番レバレッジが効きますので。
機会があればお話したいと思います。



gaku


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