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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

日本統一51

2022-05-26 23:19:58 | Vシネマ
今作がここ最近で一番面白い作品だった気がする
何せ日本のタブーに挑戦ということで児玉誉士夫を彷彿とさせる笹川資金が東友会のバックに控えており
その勢力は
「日本統一33」で川谷会長を釈放させるために氷室が総裁選に裏金使って総裁選に介入していた
その総裁選の後日譚がここで再び再燃するとは思ってもいなかった
 
まぁ赤ちゃん代議士とか樋口総理とか現役国会議員の下半身のだらしなさと
変態癖をタネに政治に介入していく氷室たちに加担してくるのがなんと三田会長率いる丸神会とは、コレまた
こういうのってある意味オールイン作品の常套プロットではあるんですが
「日本統一33」では川谷が警察に引っ張られたのに対して
今作では三田会長が警察に引っ張られていくんですね
 
さらに政治の暗部で資金を提供している笹川資金はやはり児玉誉士夫さんだったようで
現実日活の俳優だった前野霜一郎が撮影中のセスナで児玉誉士夫邸に特攻したエピソードとか
現役政治家の事件としては選挙買収で記憶に新しい広島選挙区の河井案里・克行夫婦とか
安倍政権での国有地ダンピング払い下げ問題とか、公文書改竄問題
さらに都議だったあの選挙運動中に無免許事故起こした木下都議を国会議員に置き換えたり
 
芸人さんつかって麻生太郎さんのそっくりさんが出てきたりとか
 
プロットとしても笹川資金を管理する正体不明の鎌倉の御前の誇示的な存在感とかで
東友会の風見はやりたい放題、もう会長の寺田農は完全にツンボ桟敷(差別用語ご勘弁)
そのために銃撃戦も多いし、実に楽しめる作品となってていたなぁ
 
こんなに楽しい作品に50話過ぎてから実に開き直ったような作品になってるのは
やっぱ冨家さんの存在感というかキャラ設定も寄与してるんですよね
 
今作では影が薄かったんですが渡辺裕之さんも出演されてるし
次作にも出演のようですが、
このシリーズでの出演が遺作になられるんでしょうか
ご冥福を祈ります
 
六平さんの呆気なさにはちょっとびっくりでしたねぇ
神戸にまで刺客が送られてくるんですね
東友会との抗争はいつ終止符が打たれるのか
そして俠和会と丸神会とは今後どうなっていくんだろう
いや75分こんなに堪能させてもらった「日本統一」は初めてだったような
ってのも同日リリースの「てっぽうだま」があんま面白くなかったってのもあったのかも知れない
 
2022年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
辻浩之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、舘昌美、勝矢、北代高士、中澤達也、本田広登、川﨑健太、小手山雅、岸田タツヤ、モト冬樹、軍司眞人、吉沢眞人、根岸大介、中野英雄、冨家規政、六平直政、渡辺裕之、菅田俊、成瀬正孝、工藤俊作寺田農、飛鳥凛、小沢仁志
コメント (2)
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サヴェージ・ウーマン 美しき制裁

2022-05-26 17:46:02 | 洋画未公開
これは完全にB級映画ではあるのですが
拾い物の作品だった
R -15作品に指定されていたんですね
ヒロインは二児のシングルマザー
っても旦那さんが長男と一緒にいるところで、麻薬売人っていうことで刺殺され
その影響で長男はPTSDで声を出せなくなってしまう
麻薬売人ってことで警察は全く身を入れて捜査してくれてない
 
二人の子を育てながら汲々とした経済に悩むものの、実母には経済的に援助してもらってない
完全に顔に体に疲労が溜まっていくんですが
孤閨を守って電動ディドルでさびしさを紛らわせている毎日
いきなりディドルが出てきて電池なくて色々な器具から電池を探してやっと動いたってとこで
おっここでR指定なのかって思い込んで固唾を飲んでモニターに食いいったんですがスカされた
 
そんな彼女の家に偶然なんだけど地元のチトーってヤツが
麻薬ボスの薬を盗んで突然逃げ込んできて、さらに彼女の家に盗んだ麻薬を隠して
少しづつ売り捌いていき、ある意味律儀に売り上げの二割とかを隠し代金として置いていく
臨時収入でスーパーで買い物すれば万引き監視員が彼女に”いくらでやらせてくれる“って言ってくる始末
 
そんな彼女茫然と隠されたクスリの隠し方がわるくて息子がクスリで遊び病院へ、チトーにもいやと言ったから彼に犯されそうになり、ベッドに倒されて枕の下から件のディドルで一発
怯んだ好きにテーブルにあったナイフでチトーを刺殺してしまう
女の細腕で死んだ男を動かせない
そこで遺体を隠すには人体破壊っていうか切断していくんですね
ここがR -15だったんですね
こまめにいろんなとこに捨てていくとこが実にいい
 
ヒョンなことからこのヒロインの家にチトーが入り混んでたことを知った麻薬ボスがチトーを渡せと・・・
そのボスを見た息子が激しく反応し声を出す
ボスが麻薬売ってるのを止めようとして夫が逆に刺殺され、ボスによって売人の汚名を着せられていたことがわかり
 
なんとヒロインはチトーを渡すと言う条件で事務所に乗り込み
なんとチトーの首をボスに示して・・・
よく出来た脚本で夫の敵までチトーの銃を首で怯ませといて銃を頭から取り出して夫の敵討ちって
こんな人体破壊や首から銃を取り出すって
私には実に楽しい作品
ヒロインが紅を引いてボスのとこに行こうっていうシーンに、彼女の意思がしっかりと固まったことを示しており
プロットにもムリもなく101分楽しめた作品だった
 
2019年製作、イギリス映画
アブナー・パストール監督作品
出演:サラ・ボルジャー、エドワード・ホッグ、アンドリュー・シンプソン、ジェーン・ブレナン、コーラン・バーン
 
コメント
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