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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

機動捜査班 港の掠奪者

2022-05-17 23:08:47 | 邦画
 いつものベストフィールドの「機動捜査班」シリーズの第九弾です。
なんと前作に引き続いて内田良平、郷鍈治、田中明夫が出演されることから二本撮りだったのかなぁって思える作品ですが
今作は邦題に“港の”ってついてるように港湾荷役の縄張り争いを描いた作品
 
オープニング港湾を闊歩する二人の男の背中からカメラが追っていくとこから始まる
それも日中のシーンです
今までは警視13号が夜のパトロールのシーンから始まってることから
こんな明るいシーンから始まるとこっちの調子が狂う
そんな二人があんこの一人を追っかけてフクロ二本するんですが、なんと内田良平と郷鍈治
この二人親分が服役してて落ち目の丸富商事の幹部で、なんとか息を吹き返そうと
姐さん社長を盛り立てている
 
一方新興勢力の田中明夫演じる菅原運輸はアンコからのピンハネと麻薬取引で勢力を伸ばしている
この組の幹部に上野山功一
今までのこのシリーズでの出演作は全部刑事でしたが、今作ではヤクザの幹部を演じています
日本の男優さんは刑事とヤクザを演じさせると実に様になると言われていますが
極々個人的な狭量な感想ですが、わたしには上野山功一さんはヤクザのは方がニンにあってるように思うけど・・・
 
アンコの暴力事件で警視13号が臨場するが現場は血溜まりだけで被害者も加害者もいないってことで
所轄の刑事に今回は悪役だった井上昭文さんが
そしてアンコに扮して大宮刑事が今作ではアンコとして潜入捜査
 
内田良平が榎木兵衛の死体を掘り起こして田中明夫の組の縄張りと麻薬ルートの横取りを図る内容
香月美奈子さんは丸富の親分のバシタですが親分が務所ですから一応社長に収まっているものの
今では内田の情婦という今作ではヴァンプ役でした
 
海上でのヘリとモーターボートと水上警察のボートの三つ巴の海上チェイスがクライマックスの見どころとなっていましたね 
 
1962年製作、日本映画、日活作品
松村基生原作、内田一作脚本、小杉勇監督作品
出演:青山恭二、香月美奈子、内田良平、井上昭文、郷鍈治、宮崎準、中台祥浩、田中明夫、長尾敏之助、福田トヨ、木島一郎、花村典昌、久松洪介、榎木兵衛、上野山功一、近江大介、秋山耕志
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ドラゴン・ナイト 紅蓮の竜と最後の騎士

2022-05-17 16:56:05 | 洋画未公開
このような邦題を見ると、ここんとこ頻繁に見ている中国映画のように思ってしまい
一応手に取って絵面を見たら
なんと西洋人の騎士が・・・
ってことでようやっとイギリス製の剣戟とドラゴンのファンタジー作品に巡り合えたわって早速セットに組み入れてきたんですが
 
これが竜って言っても、そう副題に“紅蓮の竜”ってあるんですが、そこは中国の龍と違って羽で空を飛ぶ
こんな寸詰まりな怪獣みたいな奴でした
まずは同じドラゴンでもこんなに造形が違っているのと
私に取っては、CGというかVFXにお金の掛け方がこんなに違うのかっても言う見本みたいな作品でしたねぇ
 
まずは時代設定に関しては中国もこのイギリス映画も基本ファンタジーの世界観ですから
こちらは中世時代のイギリス兵士や騎士(いわゆるナイト)の服装と武器でしたねぇ
 
そして今オープニングで”200年前――炎と灰から生まれた魔王アバドンは、地上を広大な闇で覆い尽くした。魔王率いる恐怖の軍団を打ち倒すべく、5つの王国は兵を結集し、ドラゴンとともに<ドラゴン騎士団>を結成する。死闘は100年にも及び、ドラゴンは1頭残らず殺されたと言われていた・・・“と言うクレジット説明から物語が始まり
 
今やアバドンに支配された世界で圧政に苦しむ人々のために
最後に生き残ったとされる一匹のドラゴンを求めてさすらいの旅に出た騎士ブレディン
アバドン教団から寝返った女アサシンのジグミー
居酒屋の店員で従者にしてくれとブレディについてくるエドウィン
エドウィンとジグミーはなんと両親をアバドン教団に殺され
ジグミーはアサシンとして教団に育てられてエドウィンに出会ってようやく表返ったって言う存在
 
この三人でアバドン教団と戦うために最後のドラゴンの隠れ家を教団側の邪魔を避けつつ探すと言うお話ですが
ほとんど森というか平原というか、ロケ地スコットランドの原野を歩いてるだけの映画だったような
しかし、見つけたドラゴンはアマドン教団と戦う意思を見せなかった
 
時は最後の王に教団が宣戦布告して王国と教団の決戦の火蓋が切られようとする時に
なんと火を吹く機能を失った竜だったわけで、そのことを知ったエドウィンが
偶然持っていたその能力を竜に与えて
竜は復活して戦場に飛来して教団軍団に襲いかかる
ってもう爆弾みたいな火竜弾でして、口から火を吹くわけではありゃしませんが・・・
この戦闘で王女は戦死するものの王子が生き残っており
彼の檄で映画は終わる
三人の主人公たちも生き残っており、竜も復活
 
っていうかアマドンという魔王は最初っから最後まで名前だけで姿をみせてきてなくて
これって続編ありきに作っていたんでしょうかねぇ。いや竜とモブ戦士たちに尾金を使ってルだけで、それ以外はまったくロケですから
中国のファンタジーにくらべると画面に華やかさがなくて
ただただ荒涼とした景色の中で繰り広げられたドラマだった感が
イギリス映画だけあって騎士が飲むお酒はウィスキーなんですねぇ
 
2021年製作、イギリス映画
ローリー・ブリュースター監督作品
出演:ライアン・レヴィングストン、ミーガン・トレメシック、レーガン・ウォーカー

 
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