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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

機動捜査班 東京午前零時

2022-05-07 22:52:19 | 邦画
この日活のシスタームービー“機動捜査班”シリーズ全13作を全部見て、ここにアップしていくんだろうな
ってことで今作はベストフィールドからのBox2巻目から
第八弾の「東京午前零時」の視聴
 
オープニングからまずはこのお方
郷鍈治さん
もうこの62年には役者さんになられていたんですね
 
そして実は新東宝倒産から直に東映に移動されたって思ってましたが
ワンクッションあったのかなかったのかはわかりませんが
なんと新東宝の看板女優さんだった三原葉子さんまで
 
と悪役にも田中明夫さんとか出演されていたんですねぇ
 
そして今作は長谷川公之さんが原作で、今まで共同脚本の宮田達夫さんの単独脚本
監督は相変わらずの小杉勇さんで70分の尺の作品
 
相変わらずの内田良平さんの悪役にもこっちもかなり慣れてきていますねぇ
警視13号は今夜もいわゆる広告を生業としてる業界紙“社交新報”に張り付いていた。内田良平演じる岩本は郷鍈治演じる、子分の岩田と組んで、依頼もされぬ広告でバーやキャバレーの経営者から暴利をむさぼっていた
さらに彼らは女給の引き抜きやタマ転がしもやっていた
 
そんな関係で高級キャバレーラックスのオーナー田中明夫演じる大原と、もちつ持たれつのが関係にあった
岩本に美人のホステスをあてがうほかに密輸品のヤクとか宝石の故買を持ちかけて
利鞘を稼ごうとする岩本だったが
ある女の引き抜きのついでに岩田が女をモノにした関係で。岩本と岩田の間に多少亀裂が入るのだった
 
今回はヤクザが営業する業界新聞と大手キャバレー経営者とが密輸に絡んお互いの疑心暗鬼での殺し合いと裏切りの葛藤を主体にして
なんと拳銃で岩本が昔の兄貴分とか岩田を射殺したりするんですが
使用される拳銃がコルトのオートマチックであるので装弾数8発しかないはずなのに
 
内田さんクライマックスでは、リロードっていうかマガジン交換なく二十数発撃ちまくっての弾切れでしたねぇ
警察側も大宮刑事はクルマで逃げる内田さんを撃っていたりするんですね
 
田中明夫に見初められ、肉体関係からキャバレーラックスのママに昇格した三原葉子さんの最後のセリフが効いてる作品だった
ここまで上り詰めたのにねぇ
 
1962年製作、日本映画、日活作品
長谷川公之原作、宮田達夫脚本、小杉勇監督作品
出演:青山恭二、郷鍈治、内田良平、三原葉子、堀恭子、南寿美子、宮崎準、田中明夫、弘松三郎、雪丘恵介、花村典、海野=木島一郎、小泉郁之助、山田禅二、八代康二
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REVENGE リベンジ 鮮血の狩人

2022-05-07 17:21:29 | 洋画未公開
一応同行異曲の作品を集めてシリーズ化してリリースするのが
アルバトロスの常ですが
一応「REVENGE リベンジ 」と、「REVENGE リベンジ鮮血の処刑人」と見てきました
ガーリーリベンジ映画としては実に正当的な過去作品で
映画としては別作品ですが、“REVENGE リベンジ”シリーズとしては
男に騙されて殺され多ものの九死に一生を得て、その復讐を女の細腕で果たしていくって言う
プロットになっており、こう言った作品もガーリーアクションの亜種としても
復讐者としても、個人的には好物な作品ですが
 
見終わっての感想は“これはREVENGE リベンジ”シリーズに入れちゃアカン作品“やったなぁ
建設現場の仕事に多少疲れを感じていた女性はバーでナンパされるが
それを助けてくれた男性にちょっと惹かれて女性は男性と踊ります。
車で送ってくれる車中で男は女にキスしますとそれには答える女性
男は女を羽交い締めに・・・女性は男性を突き放し車から脱出しますが
男は女を森の中を執拗に弟と称する男と追いかけます

単純にジャケット自体過去の”REVENGE リベンジ“作品と同様な印象操作しております。第一ヒロインがこの絵よりずっと毒です
いくら酔っていても私は手を出すには躊躇するけど・・・
女の機能を持ってれば誰でも良いって感じだったんでしょうか
それともう一つ、この作品でヒロインは弓矢もなんも持ちませんが、木の枝使うくらいでほとんど徒手空拳です
が、弓矢は違う人間が使います
 
シリーズ作品とは全く違うのは、女は犯されそうになるものの犯されず、かつ殺されませんから
全くREVENGEにはなってません、ただただ男から森の中を逃げ回るだけで
男は途中で出会ったキャンパーのお母ちゃんを弓矢で後ろから頭に刺しちゃうだけ
後、息子が漢に弓矢を射りますが
なんと途中から放置プレイで消えてしまいます。

狂気が狂気を生み狂気終わる映画でした
画像的にも、なんか森の中だけのワンシュチュでしたし
絵がちょっと汚い作品だったかな
これを配給会社で”REVENGE リベンジ“シリーズの一本に入れた責任者は出てきなはれ
映画が悪いのではなく、これを”REVENGE リベンジ“シリーズの一本に入れたのが間違いですからね

2020年製作、ベルギー・フランス・アイルランド作品
ビンセント・パロノー脚本・監督作品
出演:ルーシー・ドゥベ、アリエ・ワルトアルテ、シアラン・オブライエン、ライアン・ブロディ、シモーネ・ミルスドヒター
コメント (2)
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