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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

うみべの女の子

2022-05-30 23:26:25 | 邦画
積極的に日本映画を見ていこうという企画で視聴した作品
まずは一週間レンタルという新作でのレンタル料金でしたし
そんな映画の情報とか漫画見ないから、まさかこんな映画だとは思って無かったし
レンタルケースから円盤取り出すときに
”あれ?なんでR−15になってるんだ?!“って疑問に思いましたが
まさかの中学二年生がセックスする映画だとは思ってもいませんでした
 
ヒロイン小梅を演じてる石川瑠華さん、なんと撮影当時は何歳かわかりませんが
Wikipediaによると現在25歳の女優さんですから
少なくとも二十歳過ぎてのJC役
小柄ってこともあって、違和感なく中学生に見えてました
さらに性行為がある意味主眼になってる作品だと私は見終わって思いましたから
全裸での撮影とかある意味体当たりでの演技にも
そう初体験でのぎこちなさとか、性行為を重ねていくうちの行為に対する慣れとか
きっちり演じておられたとこには
この石川瑠華さんに女優魂を見させてもらったような・・・
 
この小梅の相手をする磯辺という兄に自殺されたことを傷として
普段から自分の生に疑問を持ちつつ、青春のモヤモヤを小梅との愛のない性行為で生きてる意味さえも見出せずにいる少年
この対照的な二人を中心に中学生たちの青春が描かれていきます
舞台は田舎の港町
この将来性のない町っていうのも青春のジレンマに拍車を掛けてきてるのかも・・・
 
小梅はどこにでもいるような普通のJC、告白した先輩には軽くあしらわれ
“恋”とか“愛”が何かも分からず、振られた勢いで昔告白された磯辺と
興味本位とか勢いでセックスしてみた小梅にとって、身体を重ねる行為はコミュニケーションであり、自分が求められていると感じることでもあったかもしれません
そして身体をかさねていくうちに、コレは誰にでも起こりうることでしょう
小梅は磯辺にいつのまにか恋心を抱いていくのは必定でして
知らぬ間に小梅は磯辺を求めていくのです
 
しかし、小梅が求めるのに反して磯辺の心は逆に離れていきます
兄の自殺のことでは兄の死の責任を感じている磯辺は、何よりも“心の安寧”を必要としており、小梅が自分のことを好きになり、執拗に求めてくる小梅は今はだんだん疎ましく感じてくるのでした
そして愛のない性行為の虚しさに磯辺は蝕まれていきます。
残酷なまでにすれ違う2人の心情がメインプロットですし
青春の残酷さでもあるんですが
人は成長と共に今の心情は糧となっていくっていうことなのかもしれませんねぇ
 
たまにはこう言った青春残酷物語を改めてこの年齢で見させてもらうと、恥ずべきというか後悔しきりの自分の青春時代が苦く酸っぱく浮かんでくるんですねぇ
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2021年製作、日本映画、「うみべの女の子」製作委員会作品
ウエダアツシ脚本・監督作品
出演:石川瑠華、青木柚、前田旺志郎、中田青渚、倉悠貴、宮﨑優、髙橋里恩、平井亜門、円井わん、いまおかしんじ、西洋亮、高崎かなみ、村上淳
 
コメント (4)
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ハウス・オブ・グッチ

2022-05-30 17:15:28 | 洋画
ヨーロッパは階級社会であり、その極端な例は名門が多いイタリアの今でも厳然として続いてる縮図が儼然としているようですが
そんな階級社会で自営業の父親のトラック輸送会社で家族経営では生きる下層階級のパトリツィア
とあるパーティでマウリツィオ・グッチと出会う。もちろんグッチの名前を知らないわけはない
だからこの坊やを籠絡したら・・・
そんな気持ちがありありとパトリツィアは街で偶然見かけた風に彼と接触を図る。
偶然を装ってパトリツィアと出会ったマウリツィオはだんだんと、パトリツィアのお色気攻勢にハマり
マウリツィオは父親に彼女を紹介するが、パトリツィアの父親がトラック運送の仕事をしていることに難色を示す
ここでも階級社会の実相が演出されてる
元々名門ぼんぼんで女性への免疫がないマウリツィオは父親と仲違いし大学辞めてパトリツィアの運送業の手伝いをしながらパトリツィアとの愛を育んでいく
もう見てるだけでパトリツィアの毒牙にハマった感のぼんぼんマウリツィオの構図がありありと・・・

ある日、叔父が二人の元を訪れて、グッチは同族企業でマウリツィオの父と叔父とが半々に株を持って企業営業していた
叔父はすでに入籍していたパトリツィアを気に入り、さらに自分の息子に企業を経営する能力のなさを熟知してるから、マウリツィオにグッチの経営に参加してほしいと依頼する、これこそパトリツィアの思い描いていた未来の始まりってことでマウリツィオの説得に成功する。

二人はグッチの本拠地、NYに引っ越してグッチ経営の権力支配の魅力にハマっていく
こんな欲望ギラギラのパトリツィアを演じるレディ・ガガは、見事なハマり役でしたし
ぼんぼんマウリツィオを演じるアダム・ドライバーも見事、
ぼんぼんに見えたマウリツィオは後半経営者としての能力を見せていく豹変ぶりも素晴らしい
父親役にジェレミー・アイアンズ、そしてその弟になんとアル・パチーノ
そんな癖のある役者たちを使ってリドリー・スコットが
名門グッチが同族企業から最終的に創業グッチ一族が誰もいなくなった企業になるまでの一大叙事詩として描いていく大河ドラマ
 
ある意味女は怖いっていう実録映画と言ってもいいんでしょうね
ぼんぼんだったマウリツィオは経営者としての能力に目覚め
そのおかげでパトリツィアのあくなき欲望を知ることになっての
企業存続にかける姿と先に書いたようにグッチの栄光と挫折からファミリーではない企業としての再生までを
同族企業としてのファミリー内での足の掬い合いとか
事実を元にして描かれる2時間30分
まったく画面から目が離せなかった
 
いや、レディ・ガガの完全なる悪女ぶりが楽しい作品でした
 
2021年製作、アメリカ映画
リドリー・スコット監督作品
出演:レディー・ガガ、アダム・ドライバー、アル・パチーノ、ジャレッド・レトー、ジャック・ヒューストン、ジェレミー・アイアンズ、サルマ・ハエック、カミーユ・コッタン
 
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