CSの衛星劇場での、今月の

でOAされた渡哲也さんの松竹第一回主演作品

1971年の日活は自社作品の単独配給は終わり、大映と合同の配給会社である“ダイニチ映配”をたちあげたところで渡哲也も「関東シリーズ」三部作をダイニチ映配で配給して日活を離れ浅井プロダクションから“松竹・浅井企画提携作品”とクレジットされ

このロゴの映画館で上映される作品に主演する様になるものの
松竹のロゴに変わっても監督・原案は舛田利雄だしスタッフ・キャストのほとんどは当時日活所属や元日活所属の人ばかり、なんとこの映画でも助監督には村川透の名もクレジットされてる
岩下志麻だけが松竹専属女優だけだろうってもいう映画

志麻姐さんも「極妻」の貫禄のないただただお綺麗なだけの女優さんの風情ですねぇ
ってくらい松竹カラーのない作品だった
お話自体も原案が舛田利雄とあるだけに舛田が過去日活時代に撮った「紅の流れ星」のリメイクのような作品
そう「紅の流れ星」自体が、かつて舛田利雄が石原裕次郎で撮った「赤い波止場」のリメイクであり、原案って言うけども自作の過去作品のアイディアを口移しで鴨居達彦比古に脚本化してもらったって感じで
お話自体も原案が舛田利雄とあるだけに舛田が過去日活時代に撮った「紅の流れ星」のリメイクのような作品
そう「紅の流れ星」自体が、かつて舛田利雄が石原裕次郎で撮った「赤い波止場」のリメイクであり、原案って言うけども自作の過去作品のアイディアを口移しで鴨居達彦比古に脚本化してもらったって感じで
日活のロゴでダイニチ映配で配給されても全く違和感のない作品でしたが
なんともカタルシスのない作品だったって言うとこが日活の仮面を被った松竹作品だったってっことでしょうか
やっぱそこはヒロインだったのかなぁ范文雀さんが悪いって言うわけではんしんだけども
どこか女としての情感が・・・
そうラストで泣きじゃくるとこなんぞに全くの哀愁を感じられず
そうラストで泣きじゃくるとこなんぞに全くの哀愁を感じられず
あんだけワンワン泣かれると逆にこっちがしらけてしまうのと
青木義朗さんに宍戸錠的な役を当てていたのもやっぱキャラとしてのニンが出てきてないんだよねぇ
そんな中色違いの作風の中でも違和感無く、その存在感を見せてくれてる志麻姐さんはやっぱ只者ではなかったんだって思い知らされた
1971年製作、日本映画、松竹・浅井企画提携作品、松竹配給
舛田利雄原案・監督作品
出演:渡哲也、范文雀、岩下志麻、青木義朗、芦田伸介、深江章喜、藤木孝、柳瀬志郎、苅谷俊介
