今月もまたライツキューブの作品がリリースされる月末25日を迎えました
今月は日本映画に見てみたい作品が2、3本と任侠映画が待望の「日本統一51」とあとはこの作品
なんとライツキューブには珍しい一本完結作品だったんですね
っていうかいつもの慣れ親しんだオールイン作品とはひと味も二味も異質な作品
任侠の世界観を借りて組織の中では生きづらい男を描いた作品と言えるのかな
副題に“stray bird”って銘打たれています
劇中でも”迷鳥“って説明されて、群れから離れて生きるものの、群を探して生きているらしい
私は見る前に乏しい語彙力っていうか英語力で“はぐれ鳥”って言ってましたが“迷鳥”っていう語彙があったんですね
これが猫だったら“stray cat“で単純に”野良猫“でいいんですよね
いずれにしても組織で浮いた人間ほど幹部にとっては邪魔な存在な訳で
言葉巧みに敵対するチャイナマフィアを襲撃する鉄砲玉に白羽の矢をたてられた
昔気質の南幸男と彼を慕う弟分赤池は
ある田舎に鉄砲玉として潜入していた
このただ待つっていう時間の中で二人は絆を深めていくんですね
その過程を回想という形で二人の男の絆と葛藤を描いていく手法は見事ですが
何せ男同士のこの待つっていう時間軸から鉄砲玉としての活動の姿を全く描かずに
ただただ昔気質で不器用にしか生きられぬ男とそれを利用する組織っていう構図を見せるだけで
コレもリアルなんでしょうけども兄貴分の幸男が射殺されても何もできない赤池の姿を描くだけで盛り上がらない作品
波岡一喜さんが出演されているんですが、コレも昔気質の男がもう一人いるっていうだけの存在で終わっていた
けどやっぱこの人の存在感はさすが
こう言った何も起きないクライマックスのないお話でテーマ性のみを主張する作品って
私にとっては寝オチしそうになるだけの作品でしかなかったのも事実
浪岡さん以外全く知らない役者陣だったようね
2021年製作、日本Vシネマ、えりオフィス作品
毛利安孝脚本・編集・監督作品
出演:杉江大志、笠原紳司、田中稔彦、瀬戸啓太、君沢ユウキ、愛甲猛、西興一朗、波岡一喜










