1976年、アフリカ東南部に存在する、時代的に未だフランスの植民地である
ジブチで、テロリストグループがフランス人とアメリカ人の小学生たちを乗せたスクールバスを乗っ取り
隣国ソマリアの国境まで逃亡を図る、犯人たちは政治犯の解放と、フランスからの独立を要求してきたが、国境の非武装地帯でフランス軍憲兵によって止められる
非武装地帯でバスは停止して、動かなくなることでジブチというかフランスとソマリア
両国の引っ張り合いで膠着状態になって
ってことっで事実に基づいた映画って、なんと最後に出てくるんですが
この事件をもとにしてフランスが現在テロ対策対策にあたってる“GIGN -国家憲兵隊治安介入部隊”の誕生秘話物語の映画化だったんですね
って言うことで、フランスから各地の憲兵隊から狙撃の名手たちを召集して
フランスからジブチまで民間機で送り込み、バスジャック犯と対峙してるフランス外人部隊の傘下に送り込む
つまり国境を挟んでるため、フランス外人部隊が鎮圧に非武装地帯でコト(軍事行動)を起こすと
ジブチとソマリアとでの紛争になりかねないわけで
画面には一切描出されていませんが、フランスとソマリアとの間で外交交渉が進んでるようで
この即成実働狙撃隊を送り込んだフランスの外交部も銃撃のOKが出せずに
狙撃位置で5人の狙撃手が各自一人のターゲットをイッセーので一瞬で仕留める作戦だったものの
何回かチャンスがあるものの、フランス本国では、射撃命令を出せないでいる
このへんは結構イライラするんですよね
さらにこのジャックされたバスに子供たちの担任教師がフランス憲兵の制止を振り切ってバスジャック犯に接近して子供達と一緒に人質となってて
この唯一の紅一点ヒロインにはオルカ•キュリレンコが演じてます
ジャック犯に負けない強い女を演じてましたが
外人部隊の将軍はフランス外交部の意向に沿ってしまっているために
狙撃手はリーダーの大尉のその場の判断で一斉狙撃を実行して
ジャック犯は瞬時に同時射殺するものの、ソマリア軍に見つかって
ジャック犯は瞬時に同時射殺するものの、ソマリア軍に見つかって
ソマリアからスクールバスもろとも攻撃を受けてしまうものの
フランス外人部隊は全く身動きせずに狙撃手とソマリア軍との戦闘状態に入ってしまい・・・
このイッセーのの射撃から始まり、ソマリア軍と狙撃手たちとの15分にわたる戦闘が表題になっているんですね
この事件をきっかけにフランスはテロ対策専門部隊GIGNを創設し
ジブチは一年後フランスから独立してジブチ共和国を樹立するという
二つのきっかけを作った事件ということでしょうか
でもその中で悲劇が起きていたんですね
オープニッングのバスジャック野村掴みと
狙撃兵たちが颯爽とジブチに行く様には期待があるんですが
なんとも国際問題絡みでの中盤のイライラはラストのケレンの戦闘シーンを活かしてくれてるんですね
ま、面白く見らた作品でした、GEOさんでフライングレンタルです
2019年製作、フランス・ベルギー合作映画
フレッド・グリヴォワ脚本・監督作品
出演:アルバン・ルノワール、オルガ・キュリレンコ、セバスチャン・ラランヌ、デビッド・ムルジア、マイケル・アビテブール、ケヴィン・レイン、ヴァンサン・ペレーズ、ジョジアーヌ・バラスコ