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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

エスケイプ・ゲーム

2020-04-10 21:30:52 | 洋画
「エスケープ・ゲーム」ではあちません、「エスケイプ・ゲーム」って言うことで
ヒューマントラストシネマ渋谷の毎年恒例の新年企画興行〈未体験ゾーンの映画たち2020〉で上映されたベルギー発の
“恐怖の脱出ゲーム”に参加したカップルの運命を描いたサバイバルサスペンスホラーって
欲張った映画ですが、個人的にはオチが私自身読めんかったものですから
さほどおもろうない作品でしたけどもオチに免じて外れ作品には該当させませんが
決して面白い作品ではなかった

優勝者に1億円が贈られるリアル脱出ゲーム“パラノイア”に恋人クロエに無理矢理参加させられた天才青年ルーカス
同じくここまで勝ち残ってきたライバル2組と次々と廃屋病院で危険なクイズミッションをクリアしていく
まるで絵に書いたように次々と謎を解いていくルーカスの天才ぶりには
驚かされるものの
他の二組は仕掛けられた謎の罠によって命を落としていく
っても映画で描かれるのはルーカスとクロエの二人であって
他の2組はホラー感を満足させるための死体要員でしかなくて
二人の進行によって映画が進んでいくんですが
その謎が一発ゲームみたいなチンケなもんですから
他の2組は同じ謎ゲームでクリアしてきたのかどうかわかんないけど・・・
ってまずはツッコミどころですかねぇ
 
ルーカスの機転で殺人ゲームを生き延びて最終試練までクリアしてきたルーカスたちに待っていたものは一億ドルの賞金ではなかったっていう
意外な展開が待っていたんですね
って、見ててオチはクロエがここまで仕組んだものではないかと途中から私は思っていたんですが
これは見事にひっくり返されてしまいましたが
前半で作者はちゃんと母親にクロエと一晩出かけることを母親に赦しを乞うシーンがまさかのオチへの伏線だったとは
まるっきり読めんかったけど、ルーカスの謎解きの凄さはそういうことだったのね

一応はホラー作品として作ってる関係からエグそうな死体は出てきますが
殺す作業といった肝心なシーンは本編外であり、ただ悲鳴だけ描写するという残念な作品
やっぱ4、50本も1企画興行に集めると外れ作品は必ずあるもので
ここんとこの〈未体験〉は2本連続でハズレを引いてしまったようですね
 
2019年製作、ベルギー映画
ジャックス・クルーガー脚本・監督作品
出演:チャーリー・パーマー・ロースウェル、ロキサーヌ・メスキダ、トーマス・マスティン、ダフネ・フイン
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